[13日 ロイター] - トランプ前米大統領の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」が昨年初めの立ち上げから今年半ばまでに3160万ドルの損失(訂正)を出していることが有価証券報告書で分かった。
報告書はトゥルース・ソーシャルを運営するトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(TMTG)との合併を計画している特別買収目的会社(SPAC)のデジタル・ワールド・アクイジションが13日に提出した。
昨年の利益は5050万ドル(訂正)、純売上高はわずか140万ドルだった。今年上期は2300万ドルの赤字で、売上高は230万ドル。
報告書によると、TMTGの独立登録会計事務所は財務状況により継続企業の前提に疑義が生じていると指摘している。
TMTGはデジタル・ワールドとの合併完了に向けた重要な進展がない限り、従来の資金調達手段による追加資金の調達は困難と考えているという。
*14日配信の記事で、英文の訂正により、本文第1段落目の「昨年初めの立ち上げ以降、7300万ドルの損失」を「昨年初めの立ち上げから今年半ばまでに3160万ドルの損失」に訂正し、併せて見出しと写真キャプションも修正しました。また、第3段落目の「昨年の損失額は5000万ドル」を「昨年の利益は5050万ドル」に訂正しました。