東海旅客鉄道（ＪＲ東海）は8月27日、2027年に開業を目指すリニア中央新幹線（品川-名古屋）の本格着工を開始した。 最難関とされる南アルプスを貫く大トンネル（総延長25km）の一部工事であり、工期は2025年10月末までの約10年間。
山梨、静岡、長野の3県にまたがる南アルプス大トンネルは、地表面からの深さが最大約1.4kmにもなり、過去に類を見ない難工事となる。
本格的に工事が始まったことで、改めてリニア関連銘柄が思惑を含めて物色されよう。
(TOKYO:9022)東海旅客鉄道 ｛リニア中央新幹線の事業主体、プロジェクト管理を担当｝ (TOKYO:1811)錢高組 ｛最難関の25km大トンネルの工事を大成建設らとのＪＶ受注｝ {{|0:}}鉱研工業 ｛地質調査のためのボーリング調査の新工法を開発中｝ (TOKYO:7011)三菱重工業 ｛航空機を手掛けており、リニアの先頭車両を開発｝ (TOKYO:7102)日本車輌製造 ｛新幹線製造トップ、超電導リニア車両もＬ０系を手掛ける｝ (TOKYO:6501)日立製作所 ｛超電導磁石で東芝と技術革新競争、新幹線運行管理システム｝ (TOKYO:6502)東芝 ｛超電導磁石で日立と技術革新競争、コイルやコイル異常検出｝ {{|0:}}アドテックプラズマテクノロジー ｛子会社IDXの磁気浮上装置の励磁電源に｝ (TOKYO:7259)アイシン精機 ｛超電導磁石システム冷却用パルス管冷凍機を開発｝ (TOKYO:6503)三菱電機 ｛冷却技術、コイル、超電導応用システムなど｝ (TOKYO:6367)ダイキン工業 ｛低温を保持できる極低温装置の開発｝ (TOKYO:5406)神戸製鋼所 ｛作成が難しく高価とされるニオブスズ超電導線材に注力｝ (TOKYO:8802)三菱地所 ｛品川駅・名古屋駅近辺にオフィスビルを保有・建設中｝ (TOKYO:9048)名古屋鉄道 ｛中計ではリニア開業に向けてオフィスなど再開発と｝ (TOKYO:6505)東洋電機製造 ｛リニアモーターなど電装部品の製造で実績｝ (TOKYO:7408)ジャムコ ｛リニア車両の浮上装置における構体部の製造を担当｝ (TOKYO:5108)ブリヂストン ｛非常時に着地するためのゴムタイヤを開発｝ (TOKYO:7238)曙ブレーキ工業 ｛新幹線やリニアモーターカー用ブレーキ部品に実績｝ {{|0:}}ケー・エフ・シー ｛リニア中央新幹線の実験線向けに部材を供給と伝わる｝ (TOKYO:5269)日本コンクリート工業 ｛リニア向けにトンネル壁面パネル需要拡大へ｝ (TOKYO:5803)フジクラ ｛Y系超電導線は長さ500m超のものを製作できる｝ (TOKYO:6268)ナブテスコ ｛新幹線のドアを手掛けている、リニア車両への思惑も｝ (TOKYO:6375)日本コンベヤ ｛工事開始で土砂搬出用のコンベア需要も｝ (TOKYO:6741)日本信号 ｛新幹線の自動列車制御装置、リニアでの思惑も｝ (TOKYO:5401)新日鐵住金 ｛新幹線用台車やリニアモーター車両用台車｝ (TOKYO:5715)古河機械金属 ｛トンネル工事向けのトンネルドリルジャンボの受注に注力｝ {{|0:}}サコス ｛建設機械・機器のレンタルでリニア実験線工事に実績｝ {{|0:}}第一カッター興業 ｛リニア中央新幹線の関連事業が伸張と伝わる｝ (TOKYO:1801)大成建設 ｛最難関の25km大トンネルの工事を錢高組らとのＪＶで受注｝ (TOKYO:1822)大豊建設 ｛トンネル工事に実績、大深度の地下トンネル技術を有する｝ {{|0:}}名工建設 ｛JR東海の自社所有地において品川駅側の準備工事を担当｝ (TOKYO:1861)熊谷組 ｛トンネル工事に実績、俗称「トンネルの熊さん」とも｝ {{|0:}}徳倉建設 ｛リニア工事案件獲得を視野に関連工事に注力中｝ (TOKYO:1812)鹿島建設 ｛山岳トンネル工事や実験線建設工事で実績のあるゼネコン｝ (TOKYO:1803)清水建設 ｛地盤が硬い山岳部でのダイナマイト工法で高い効率性｝ (TOKYO:1802)大林組 ｛掘削スピードを従前比25％上げた機械を開発｝ (TOKYO:1824)前田建設工業 ｛国内最深度のニューマチックケーソン工事で実績｝ (TOKYO:1805)飛島建設 ｛山梨リニア実験線にＪＶ（共同企業体）で参加｝