*16:04JST 日本和装 Research Memo(4):2023年12月期は来訪者数は増加したが、買い控えで減収減益
■業績動向
1. 2023年12月期の業績概要
日本和装ホールディングス (TYO:2499)の2023年12月期連結業績については、売上高が4,504百万円(前期比5.6%減)、営業利益が393百万円(同6.2%減)、経常利益が352百万円(同10.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益が172百万円(同27.0%減)となった。
特別損失として創業者功労金50百万円を計上したことから当期純利益の減益幅が大きくなった。
きもの着付け教室の応募総数は、春期は前年比約38%増と堅調に推移し、通期では前年より約600名多い顧客が教室に参加した。
さらに既存顧客のイベント、教室の参加人数も前年比約8%増となった。
しかし、前期に引き続き、顧客の消費マインドの冷え込み等による買い控えの影響により、売上高は前期を下回った。
この結果、営業利益も減益となった。
しかし、弊社では、来訪者数の増加は将来の購入増につながる要素であることから、必ずしも悲観する決算ではなかったと考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
1. 2023年12月期の業績概要
日本和装ホールディングス (TYO:2499)の2023年12月期連結業績については、売上高が4,504百万円(前期比5.6%減)、営業利益が393百万円(同6.2%減)、経常利益が352百万円(同10.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益が172百万円(同27.0%減)となった。
特別損失として創業者功労金50百万円を計上したことから当期純利益の減益幅が大きくなった。
きもの着付け教室の応募総数は、春期は前年比約38%増と堅調に推移し、通期では前年より約600名多い顧客が教室に参加した。
さらに既存顧客のイベント、教室の参加人数も前年比約8%増となった。
しかし、前期に引き続き、顧客の消費マインドの冷え込み等による買い控えの影響により、売上高は前期を下回った。
この結果、営業利益も減益となった。
しかし、弊社では、来訪者数の増加は将来の購入増につながる要素であることから、必ずしも悲観する決算ではなかったと考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)