[日本インタビュ新聞社] - ■空き巣や強盗を防ぐ、新たな防犯対策ガラス
セコム<9735>(東証プライム)は5月30日、2枚のガラスの間に強靭なSG膜を挟んだ日本初の防犯合わせガラス「SECOMあんしんガラスSG」を5月30日から発売すると発表。近年、治安悪化や犯罪増加への不安が高まる中、大型破壊器具を使ったガラス破壊に対しても非常に高い防犯性能を発揮する同製品の発売に至った。
警察庁の統計では、2023年の刑法犯や侵入犯罪が増加するなど、犯罪情勢の悪化が懸念されている。セコムの調査でも、空き巣や強盗事件への不安が上位に上がり、76.0%の人が治安悪化や犯罪増加に不安を感じている。こうした中、セコムはガラス業界のリーディングカンパニーであるAGC<5201>(東証プライム)と共同で、引き裂き強度が強く強靭なSG膜を使用した防犯ガラスを開発した。
SG膜を使った構造により、強い打撃や衝撃を受けても貫通させることが極めて困難となっている。さらに、「セコム・ホームセキュリティ」との連携で、センサーが破壊行為を検知し、速やかにセコムが駆けつける対応が可能である。設置後5年以内のガラス破壊に対しては無償での交換も実施される。セコムは誰もが安心して暮らせる社会の実現に向け、引き続き取り組んでいくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)