ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

半導体株への物色が意識されやすい

発行済 2024-06-04 08:42
更新済 2024-06-04 08:45
© Reuters.
8035
-
6857
-
6723
-
*08:42JST 半導体株への物色が意識されやすい  4日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、底堅さが意識されやすい相場展開になりそうだ。
3日の米国市場は、NYダウが115ドル安、ナスダックは93ポイント高だった。
5月のISM製造業景況指数が予想外に悪化したことから米景気の減速懸念が高まり、NYダウは終日軟調な展開。
一方で、エヌビディアはフアン最高経営責任者
(CEO)が台北国際コンピューター見本市(COMPUTEX)の基調講演で次世代人工知能
(AI)チップのプラットフォーム「Rubin」を発表し買われるなど、半導体株の一角が堅調な中、ナスダックは上昇した。
シカゴ日経225先物は大阪比290円安の38650円。
円相場は1ドル156円10銭台で推移している。


 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになりそうだ。
日経225先物はナイトセッションで一時38430円まで下げる場面も見られたが、終盤にかけて下落幅を縮めており、25日線水準が心理的なサポートとして意識されそうである。

昨日の日経平均株価は朝方に39000円を回復した後は膠着感が強まったが、75日線に上値を抑えられる形状だった。
本日は売りが先行することになりそうだが、25日線が支持線として意識されやすく、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。


 また、米国ではエヌビディアが堅調だったが、国内ではNEXT FUNDS 日経半導体株指数連動型上場投信(NF・日経半導体ETF)が上場する。
東エレク (TYO:8035)、ルネサス (TYO:6723)、ディスコ (TYO:6146)、アドバンテスト (TYO:6857)などに投資するファンドであり、半導体株への物色が意識されやすく、日経平均株価を下支えする流れになりそうだ。


 一方で、為替市場では円相場が1ドル=156円台前半とやや円高に振れて推移している。
トヨタ (TYO:7203)、マツダ (TYO:7261)、ホンダ (TYO:7267)でも性能試験で不正が確認されたと報告があったと伝わるなか、輸出関連への物色を手控えさせる可能性があり、相対的に日経平均型優位の展開になりそうだ。
そのため、投資家の関心はより半導体株に向かいやすくなると考えられ、日経半導体ETFに採用される銘柄へ押し目狙いの物色が意識されそうである。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます