*13:32JST ベルシス24 Research Memo(2):全国で37拠点、3万2千人以上の従業員を擁する、コンタクトセンター大手
■会社概要
ベルシステム24ホールディングス (TYO:6183)は、2024年2月末現在、国内37拠点、臨時従業員を含めて従業員数約3万5千人、ブース数(同社国内拠点でオペレーション業務を実施する席数)約20,000席と、国内最大規模のCRMクラウド基盤を擁する国内コンタクトセンター大手である。
同業のトランスコスモス (TYO:9715)、(株)NTTマーケティングアクトProCXなどに比べて国内の自社センターが多く、特に通信系企業との取引比率が大きい。
同社は、1982年の国内初の本格的なコールセンターのアウトソーシング受託事業の開始から、事業を拡大してきた。
2014年10月に伊藤忠商事の資本参加を経て、2015年11月に東証1部に再上場を果たした。
2024年2月末現在では、伊藤忠商事が筆頭株主で40.72%を保有し、2017年11月に資本参加したTOPPANホールディングスが14.33%保有する。
同社グループは伊藤忠商事、TOPPANホールディングスとの資本業務提携を最大限に活用し、さらなる事業展開による企業価値の一層の向上を目指している。
また、新型コロナウイルス感染症の拡大(以下、コロナ禍)に対応して在宅勤務とオフィス勤務の両立を実現した新しい働き方に対応することも視野に、2021年6月に本社オフィスを「神谷町トラストタワー」に移転した。
2022年4月には東証の市場区分見直しに伴い、プライム市場に移行した。
2024年4月には、伊藤忠商事で執行役員情報・通信部門長を務め、同社の社外取締役として同社の業務・戦略に精通している梶原浩(かじわらひろし)氏が新たに代表取締役に就任した。
新社長は、伊藤忠商事に戻った野田俊介(のだしゅんすけ)前代表取締役とともに、伊藤忠グループとの連携を十分に活用して、中期経営計画に基づき同社の発展をリードすると期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
ベルシステム24ホールディングス (TYO:6183)は、2024年2月末現在、国内37拠点、臨時従業員を含めて従業員数約3万5千人、ブース数(同社国内拠点でオペレーション業務を実施する席数)約20,000席と、国内最大規模のCRMクラウド基盤を擁する国内コンタクトセンター大手である。
同業のトランスコスモス (TYO:9715)、(株)NTTマーケティングアクトProCXなどに比べて国内の自社センターが多く、特に通信系企業との取引比率が大きい。
同社は、1982年の国内初の本格的なコールセンターのアウトソーシング受託事業の開始から、事業を拡大してきた。
2014年10月に伊藤忠商事の資本参加を経て、2015年11月に東証1部に再上場を果たした。
2024年2月末現在では、伊藤忠商事が筆頭株主で40.72%を保有し、2017年11月に資本参加したTOPPANホールディングスが14.33%保有する。
同社グループは伊藤忠商事、TOPPANホールディングスとの資本業務提携を最大限に活用し、さらなる事業展開による企業価値の一層の向上を目指している。
また、新型コロナウイルス感染症の拡大(以下、コロナ禍)に対応して在宅勤務とオフィス勤務の両立を実現した新しい働き方に対応することも視野に、2021年6月に本社オフィスを「神谷町トラストタワー」に移転した。
2022年4月には東証の市場区分見直しに伴い、プライム市場に移行した。
2024年4月には、伊藤忠商事で執行役員情報・通信部門長を務め、同社の社外取締役として同社の業務・戦略に精通している梶原浩(かじわらひろし)氏が新たに代表取締役に就任した。
新社長は、伊藤忠商事に戻った野田俊介(のだしゅんすけ)前代表取締役とともに、伊藤忠グループとの連携を十分に活用して、中期経営計画に基づき同社の発展をリードすると期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)