[日本インタビュ新聞社] - ■限界利益増加、商品構成の最適化による効果も
カンロ<2216>(東証スタンダード)は6月25日、一段高となり、6%高の2780円(151円高)まで上げて約2か月前につけた実質的な上場来の高値2914円(2024年4月15日)に向けて大きく出直っている。24日の13時過ぎに今12月期の連結業績予想(第2四半期、通期)の増額修正を発表し、連日好感買いが優勢になっている。グミ好調とのことで新田ゼラチン<4977>(東証プライム)も高い。
発表によると、今12月期は、グミ市場で「ピュレグミ」をはじめとする主力ブランドが好調に推移している上、利益面では増収による限界利益の増加や、商品構成の最適化等による販売諸経費率の減少・生産性向上等による粗利率の向上、などがあり、売上高、各利益とも増額修正した。24年2月に開示した前回予想に対し、第2四半期の営業利益は34.3%上回る見通しに見直し、12月通期の営業利益は10.4%上回る見込みに見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)