[日本インタビュ新聞社] - ■警察OBのノウハウとSNS分析技術を融合し企業の社会的責任を果たすための支援を強化
エルテス<3967>(東証グロース)は7月25日、国際危機管理機構(IEMO)との業務提携を発表した。両社は従来から反社会的勢力のチェックサービスで連携していたが、今回の提携により、さらなる取り組みの深化を目指していく。
エルテスはデジタル上のレピュテーションリスク対策を提供する企業であり、IEMOは警察OBを中心とした危機管理のプロ集団である。近年、企業の社会的責任が高まる中、法令遵守や反社チェックの重要性が増しており、両社のサービス品質向上を目的とした連携が拡大していた。さらに、IEMOが2023年12月に開始した危機管理普及啓発事業において、SNSリスクへの対応が課題となっていた。
今後、両社は反社チェックデータベースとSNS上のレピュテーション分析のノウハウを組み合わせ、社会問題解決に向けた発展的な取り組みを検討する。また、サービス品質向上のための取り組み強化や、顧客基盤への相互創客など、幅広い領域での連携を進める予定である。この業務提携により、企業のデジタルリスク対策と危機管理体制の強化が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)