*10:54JST クラボウ---1Q増収・大幅増益、通期連結業績予想の上方修正を発表
クラボウ (TYO:3106)は7日、2025年3月期第1四半期(24年4月6月)連結決算を発表した。
売上高が前年同期比7.6%増の358.78億円、営業利益が同112.2%増の20.68億円、経常利益が同87.7%増の29.09億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同102.5%増の19.38億円となった。
繊維事業の売上高は前年同期比6.4%増の124.18億円、営業利益は0.88億円(前年同期は3.73億円の損失)となった。
糸は、タイ子会社の受注は回復傾向となったが、国内インナー向けが低調に推移し、減収となった。
テキスタイルは、カジュアル向け素材がタイ子会社と中国子会社の受注が堅調で、増収となった。
繊維製品は、ユニフォーム向け、カジュアル向けともに受注が堅調に推移し、暑熱環境下におけるリスク低減の管理システム「Smartfit(スマートフィット)」も販売が増加し、増収となった。
化成品事業の売上高は同13.6%増の160.51億円、営業利益は同54.6%増の10.82億円となった。
軟質ウレタンは、自動車内装材向けでは、中国子会社が低調に推移したが、自動車生産の回復などに伴い国内の受注が順調で、原燃料価格高騰によるコストアップの価格転嫁も進めた結果、増収となった。
機能樹脂製品は、半導体製造装置向け高機能樹脂製品の受注が回復し、また、太陽電池向け機能フィルムの受注が増加し、増収となった。
住宅用建材は、断熱材の販売が低調に推移したが、集合住宅向けプレキャストコンクリート製品の受注が増加し、増収となった。
不織布は、前年同期並みとなった。
環境メカトロニクス事業の売上高は同4.7%減の42.14億円、営業利益は同170.2%増の5.07億円となった。
エレクトロニクスは、半導体業界向け液体成分濃度計などが好調で、また、子会社でもウェハー洗浄装置の大型案件があり、増収となった。
エンジニアリングは、半導体業界向け薬液供給装置が低調に推移したが、排ガス処理設備などが順調で、増収となった。
バイオメディカルは、撹拌脱泡装置などが堅調で、前年同期並みとなった。
この結果、前期に工作機械等の製造販売を行っていた子会社の全株式を譲渡した影響により、売上高は減収となったが、営業利益は増益となった。
食品・サービス事業の売上高は同3.8%増の22.62億円、営業利益は同22.3%減の0.76億円となった。
食品は、成型スープの販売が低調に推移したが、即席麺具材などは順調で、前年同期並みとなった。
ホテル関連は、好調な国内旅行やインバウンド需要の影響により宿泊やレストランが順調で、増収となった。
不動産事業について、不動産賃貸の売上高は同0.6%減の9.31億円、営業利益は同0.2%減の6.21億円と前年同期並みとなった。
2025年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。
売上高が前期比1.8%増(前回予想比0.7%増)の1,540.00億円、営業利益が同4.5%増(同3.2%増)の96.00億円、経常利益が同6.0%増(同5.9%増)の108.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.3%増(同4.2%増)の75.00億円としている。
売上高が前年同期比7.6%増の358.78億円、営業利益が同112.2%増の20.68億円、経常利益が同87.7%増の29.09億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同102.5%増の19.38億円となった。
繊維事業の売上高は前年同期比6.4%増の124.18億円、営業利益は0.88億円(前年同期は3.73億円の損失)となった。
糸は、タイ子会社の受注は回復傾向となったが、国内インナー向けが低調に推移し、減収となった。
テキスタイルは、カジュアル向け素材がタイ子会社と中国子会社の受注が堅調で、増収となった。
繊維製品は、ユニフォーム向け、カジュアル向けともに受注が堅調に推移し、暑熱環境下におけるリスク低減の管理システム「Smartfit(スマートフィット)」も販売が増加し、増収となった。
化成品事業の売上高は同13.6%増の160.51億円、営業利益は同54.6%増の10.82億円となった。
軟質ウレタンは、自動車内装材向けでは、中国子会社が低調に推移したが、自動車生産の回復などに伴い国内の受注が順調で、原燃料価格高騰によるコストアップの価格転嫁も進めた結果、増収となった。
機能樹脂製品は、半導体製造装置向け高機能樹脂製品の受注が回復し、また、太陽電池向け機能フィルムの受注が増加し、増収となった。
住宅用建材は、断熱材の販売が低調に推移したが、集合住宅向けプレキャストコンクリート製品の受注が増加し、増収となった。
不織布は、前年同期並みとなった。
環境メカトロニクス事業の売上高は同4.7%減の42.14億円、営業利益は同170.2%増の5.07億円となった。
エレクトロニクスは、半導体業界向け液体成分濃度計などが好調で、また、子会社でもウェハー洗浄装置の大型案件があり、増収となった。
エンジニアリングは、半導体業界向け薬液供給装置が低調に推移したが、排ガス処理設備などが順調で、増収となった。
バイオメディカルは、撹拌脱泡装置などが堅調で、前年同期並みとなった。
この結果、前期に工作機械等の製造販売を行っていた子会社の全株式を譲渡した影響により、売上高は減収となったが、営業利益は増益となった。
食品・サービス事業の売上高は同3.8%増の22.62億円、営業利益は同22.3%減の0.76億円となった。
食品は、成型スープの販売が低調に推移したが、即席麺具材などは順調で、前年同期並みとなった。
ホテル関連は、好調な国内旅行やインバウンド需要の影響により宿泊やレストランが順調で、増収となった。
不動産事業について、不動産賃貸の売上高は同0.6%減の9.31億円、営業利益は同0.2%減の6.21億円と前年同期並みとなった。
2025年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。
売上高が前期比1.8%増(前回予想比0.7%増)の1,540.00億円、営業利益が同4.5%増(同3.2%増)の96.00億円、経常利益が同6.0%増(同5.9%増)の108.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.3%増(同4.2%増)の75.00億円としている。