[日本インタビュ新聞社] - ■さいか屋は地元、「純ちゃんまんじゅう」「進ちゃんまんじゅう」の実績
さいか屋<8254>(東証スタンダード)は8月23日、一段と上げて午前10時過ぎからストップ高の541円(80円高、17%高)で売買されながら急伸相場となっている。8月決算への期待とともに、本店が神奈川県横須賀市とあって、小泉進次郎氏が自民党の総裁選に立候補すると伝えられ、買い材料として注目する動きが出ているもようだ。また、勤次郎(きんじろう)<4013>(東証グロース)も後場寄り後に一段と強含んで17%高の411円(59円高)まで上げている。
さいか屋は、小泉氏の父・が純一郎氏が首相に就任した2001年に「純ちゃんまんじゅう」を発売したことがあルとされ、進次郎氏が環境相に就任した2019年には「進ちゃんまんじゅう」を発売したとされる。このため、進次郎氏が総裁・首相になった場合は「経済効果」を享受できるとの期待があるようだ。
もっとも、さいか屋はともかく、勤次郎の場合は、そんなダジャレみたいな理由で株におカネを投じる投資家が本当にいるのかとも思われるが、米プロ野球の大谷翔平選手の活躍が注目されていた2023年春には大谷工業<5939>(東証スタンダード)が急騰相場を演じたことがあった。業績回復傾向ではあったが、株価が4倍になるほどの業績回復ではなかったとの見方はある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)