[日本インタビュ新聞社] - ■25年5月期は増収減益を見込むが回復軌道への転換を先取る
ヤマシタヘルスケアHD(ヤマシタヘルスケアホールディングス)<9265>(東証スタンダード)は8月23日、前後場ともジリ高相場となり、14時半にかけて2735円(41円高)まで上げ、8月初旬に発生した全体相場急落後の回復相場で再び高値に進んでいる。医療機器卸売/医療IT/設備設計・施工・メンテナンス/消耗品管理・物流などを行う山下医科器械(株)などの持株会社で、今期・2025年5月期の連結業績予想は増収減益を見込むが、現在進行中の中期計画(~27年5月期)では到達年度の営業利益を9.5億円(25年5月期の予想比23.2%の増加)などを見込む。こうした回復軌道への転換を株価は織り込み始めてきたとの見方が出ている。
25年5月期の連結売上高の予想は前期比9.4%増の673.19億円で、中期計画に掲げる27年5月期の売上高は730億円(同8.4%の増加)、同じく経常利益は10億円(同21.8%の増加)を計画している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)