[日本インタビュ新聞社] - ■多様なゴミに対応可能なロボットが労働力不足に貢献
東京機械製作所(TKS)<6335>(東証スタンダード)は8月29日、西尾レントオールとの共同開発により、自律走行清掃ロボット「一望打塵」が完成したと発表。このロボットは、建築現場で発生する粉塵、砂利、コンクリート片、木片、ネジ、釘、ペットボトルなど、多様なゴミの収集に対応可能。
「一望打塵」は、タブレット端末から清掃範囲を容易に設定でき、最適な走行コースを自動設定することで、簡易な操作性を実現。清掃環境に応じて走行速度や清掃回数などのパターンを選択することが可能で、一度の充電で約4.5時間の継続走行が可能。
TKSは、このロボットを9月に開催される「国際物流総合展2024」で初披露し、2025年の大阪・関西万博への投入も目指している。西尾レントオールとともに販売だけでなく、レンタルのメニューも提供予定。
TKSグループは、AGV、自律走行清掃ロボット、協働ロボットなどのFA事業において、2026年度までに売上高10億円を目指している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)