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ウォルマート決算やFOMC議事要旨に注目=今週の米株式市場

発行済 2016-02-15 06:56
更新済 2016-02-15 07:00
© Reuters.  ウォルマート決算やFOMC議事要旨に注目=今週の米株式市場

[ニューヨーク 12日 ロイター] - 15日からの週の米国株式市場では、米小売最大手ウォルマート WMT.N などの決算や、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(1月26─27日開催)の内容が注目される見通し。 12日に発表された1月米小売売上高が底堅かったことを受け、ウォルマートやインターネット旅行予約のプライスライン PCLN.O などの決算が消費動向の手掛かりを提供するとみられている。 トムソン・ロイター・スターマインによると、18日発表予定のウォルマートの2015年第4・四半期売上高はアナリスト予想を上回る見通し。同社は利益改善と売上高押し上げのため、コスト削減や米国で小型店舗「ウォルマート・エクスプレス」の閉鎖を実施している。 17日には携帯電話サービスのTモバイルUS TMUS.O が第4・四半期決算を発表。トムソン・ロイター・スターマインによると売上高は予想をやや上回る見通し。 他の企業では、石油・天然ガス生産のノーブル・エナジー NBL.N 、大手半導体メーカーのエヌビディア NVDA.O 、衛星放送大手ディッシュ・ネットワーク DISH.O 、ホテルチェーン大手のマリオット・インターナショナル MAR.O 、百貨店ノードストローム JWN.N などが決算を発表する。 FOMCの議事要旨は17日に発表される。米連邦準備理事会(FRB)は1月26─27日開催のFOMCで金利据え置きを決定し、世界の経済・金融動向を「注視する」姿勢を示した。 経済指標では、19日発表の1月米消費者物価指数(CPI)などが注目されそうだ。市場関係者はFRBによる今年の利上げに関する手掛かりを得ようとしている。 米株式市場は週明け15日はプレジデンツデーで休場となる。

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