[日本インタビュ新聞社] - ■都内最大級物流施設内に、ドローン産業の未来を創出する新たな拠点
東京都初の物流施設併設型ドローン実証実験施設「板橋ドローンフィールド」が、三井不動産<8801>(東証プライム)と日鉄興和不動産による街づくり型物流施設「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」内に開設された。東京都23区内の希少な実験場として、ドローン飛行用ネットフィールドや賃貸用R&D区画、コミュニティスペースなどを完備し、ドローンの研究開発や実証実験の場を提供する。
施設では、高性能ドローンポートの開発や非GPS環境下での安定飛行、垂直配送の検証などの実証実験が予定されている。また、産官学の多様なプレイヤーとの連携を通じて、ドローン産業のオープンイノベーションと社会実装を推進する。会員制コミュニティも開設し、ビジネス共創の場を提供する。
同施設は、労働力不足や自然災害対策など、さまざまな社会課題の解決に向けたドローン技術の活用を目指している。ブルーイノベーション、日本UAS産業振興協議会、KDDIスマートドローン、東京大学などの連携パートナーが参画し、ドローン産業の発展と社会実装を支援する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)