40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

東京株式市場・大引け=反落、朝高後下げに転じる 円高も重荷に

発行済 2016-02-23 15:14
更新済 2016-02-23 15:20
© Reuters. 東京株式市場・大引け=反落、朝高後下げに転じる 円高も重荷に

© Reuters. 東京株式市場・大引け=反落、朝高後下げに転じる 円高も重荷に

[東京 23日 ロイター] - 日経平均 .N225 終値      16052.05 -59.00 寄り付き    16230.38 安値/高値   16001.19─16350.38

TOPIX .TOPX 終値       1291.17 -8.83 寄り付き     1309.01 安値/高値    1289.22─1316.05

東証出来高(万株) 232218 東証売買代金(億円) 22925.33

東京株式市場で日経平均は反落した。序盤は米国株高を好感した買いが入り、一時200 円超高となったが、午前中に下げに転じた。内需関連の一角に利益確定売りが出たほか、 ドル/円が一時112円を割れたことで、投資家心理が悪化。節目の1万6000円割れ は回避したものの、大引けにかけて安値圏でもみ合いを続けた。

原油相場や商品市況の持ち直しなどを背景に、朝方は資源関連株を中心に買い戻しが 入った。日経平均は一時1万6300円台半ばまで上昇し、取引時間中としては2月9日 以来、2週ぶりの高値を付けたが、情報・通信関連など直近で値もちのよかった内需の一 角の下げが足かせとなり、指数も伸び悩んだ。

また米原油先物 CLc1 はアジア時間で1バレル32ドル台に下落。強含みの円相場も 重荷となった。「下値を買うムードは徐々に出てきてはいるが、なおレンジ内の動きであ るうえ、落ち着かない状況が続いている」(岩井コスモ証券投資情報センター長の林卓郎 氏)との声が聞かれた。

日経平均は後場に付けた1万6001円19銭が日中安値となった。その後は前日終 値近辺まで戻す場面もあったが、大引けにかけて再び軟化した。中小型株も利益確定売り に押され、東証2部総合 .TSI2 は7日ぶりの反落となった。

個別銘柄ではフジクラ 5803.T がしっかり。22日に発表した自社株買いを材料視し た。2016年3月期の年間配当予想を従来の1株56円から66円(前期48円)に引 き上げたと発表したコムチュア 3844.T は急伸した。

半面、イーレックス 9517.T が大幅安。同日、公募増資230万株とオーバーアロッ トメントによる売り出しに伴う第三者割当増資34万5000株を実施すると発表した。 1株利益の希薄化を懸念した売りが出た。

東証1部騰落数は、値上がり442銘柄に対し、値下がりが1415銘柄、変わらず が84銘柄だった。

(長田善行)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます