Investing.com -- 情報分析企業RELX PLC (LSE:REL)の株価が1.5%上昇した。同社は2024年度通期決算を発表し、市場予想に概ね沿った業績と、予想を上回る規模の自社株買いプログラムを発表した。
同社の年間売上高は£9,434 millionとなり、市場予想の£9,545 millionに近い水準で、各部門で安定した基調成長を示した。
調整後EBITAは£3,199 millionと、市場予想の£3,219 millionを若干下回ったものの、利益率は33.9%と予想の33.7%をわずかに上回った。調整後1株当たり利益(EPS)は120.1pと予想の120.9pをやや下回る一方、1株当たり配当金は63pと予想の62.2pを上回った。
部門別では、科学・技術・医学(STM)部門は、印刷物の減少が加速したものの、論文投稿の堅調な成長により相殺され、予想通りの4%成長を達成。リスク部門は保険分野での好調な市場環境とビジネスサービスでの新規販売増加により8%成長。法務部門と展示会部門もそれぞれ7%と11%の成長で予想に沿った結果となった。
今回の発表の注目点は、2025年に向けた£1.5 billionの自社株買いプログラムの発表で、市場予想の£1.05 billionから£1.4 billionの範囲を上回る規模となった。これは同社の財務体質と将来性に対する自信の表れとして受け止められている。
Bank of America (BofA)のアナリストは「最も大きなポジティブサプライズは、2025年に向けた£1.5 billionの自社株買いプログラムの発表で、市場予想の上限を上回る規模となった」とコメントした。
「この発表を受けて市場予想は大きく変更されないと予想されるが、2025年にはSTMと法務部門(売上高の約50%)での成長加速が更なる株価評価の向上をもたらすという我々の見方に自信を持っている。RELXは我々の『2025年に向けた25銘柄』の一つであり、欧州のトップアイデアリストの一角を占めている」と付け加えた。
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