Investing.com — HubSpot Inc (NYSE:HUBS)の株価は第1四半期決算発表後に8.4%下落した。同社は売上高予想を上回ったものの、第2四半期および2025年通期の利益見通しが予想を下回った。第1四半期の1株当たり利益(EPS)は1.78ドルで、アナリスト予想の1.77ドルをわずかに上回った。売上高は7億1410万ドルに達し、コンセンサス予想の6億9988万ドルを上回った。
前年同期比で総売上高が16%増加するなど第1四半期の好調な業績にもかかわらず、第2四半期および通期の見通しがアナリスト予想を下回ったことから、HubSpotの株価は下落した。2025年第2四半期について、同社はEPSを2.10〜2.12ドルと予想しており、コンセンサス予想の2.13ドルを下回っている。売上高は7億3800万〜7億4000万ドルと予想しており、予想の7億2540万ドルを上回っている。通期については、EPSを9.29〜9.37ドルと予想しており、アナリストが予想していた9.18ドルを上回っている。売上高見通しは30億3600万〜30億4400万ドルで、コンセンサス予想の29億9700万ドルをわずかに上回っている。
2025年第1四半期の財務結果では、GAAP営業利益率は前年と同様に(3.8%)であり、非GAAP営業利益率は15.0%から14.0%へとわずかに減少した。純利益については、GAAP基準で2180万ドルの純損失を計上し、2024年第1四半期の590万ドルの純利益から悪化した。
HubSpotのCEOであるヤミニ・ランガン氏は、同社のAIファースト戦略と顧客成長に自信を示した。また同社は、今後12ヶ月間で最大5億ドルの普通株を買い戻す自社株買いプログラムを発表した。
アナリストはこの決算報告に対して様々な反応を示した。ニーダムのアナリスト、ジョシュア・ライリー氏はホールド評価と900.00ドルの目標株価を維持し、第1四半期は堅調だったものの、同社が第1四半期の好調さを反映して通期の売上高見通しを上方修正しなかったと指摘した。「HubSpotは堅調な第1四半期を報告したが、第1四半期の好調さを2025年通期の売上高見通しに反映させなかった」とライリー氏はコメントした。
投資家は今後の四半期に対する見通しに注目しており、より強力なパフォーマンスへの期待が市場心理に影響を与えた可能性がある。特にBreeze Agentsに対する新しいクレジットベースの価格モデルの導入など、同社の次の動きは、投資家が成長の安定化または再加速の兆候を探る中で注目されるだろう。
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