メルセデス・ベンツは、2024年第2四半期の販売台数が前年同期比6％減少したと発表した。同社がこの期間に販売した自動車とバンの総数は60万100台で、そのうちバッテリー電気自動車は5万1,000台であった。
メルセデス・ベンツは2日、電気自動車部門の鈍化について、主要市場での立ち上げが予想に届かなかったためと説明した。さらにメルセデス・ベンツは、大幅な値引きが横行する競争環境の中で健全な成長を追求する戦略を強調した。
今回の後退にもかかわらず、メルセデス・ベンツは今年後半を楽観視している。同社は、製品の供給能力の向上と、今後数ヶ月間に予定されているいくつかの市場投入により、販売の回復を見込んでいる。
メルセデス・ベンツの電気自動車販売実績とは対照的に、競合のBMWは同四半期の総販売台数が1.3%わずかに減少した。しかし、BMWのバッテリー電気自動車の販売台数は22.2%増と大幅に増加した。
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