ミルウォーキー - 産業用工具メーカーのエナパック・ツール・グループ（NYSE:EPAC）の株価は、火曜日の時間外取引で9%下落した。これは、アナリスト予想を下回る第4四半期決算を発表したことを受けてのものだ。
同社は8月31日に終了した四半期の調整後1株当たり利益が0.50ドルだったと発表した。これはアナリストが予想していた0.53ドルを下回る結果となった。一方、売上高は1億5900万ドルで、コンセンサス予想の1億5700万ドルをわずかに上回った。
当四半期の純売上高は前年同期比1.2%減の1億5870万ドルとなり、オーガニック成長率は0.9%だった。Industrial Tools & Servicesセグメントのオーガニック売上高は0.8%増加し、製品売上は0.8%減少、サービス収益は9.7%増加した。
エナパック・ツール・グループのポール・スターンリーブ社長兼CEOは、「一般産業市場にとって依然として厳しいマクロ環境の中、エナパックは2024年度もオーガニック成長を達成し続けました」とコメントした。
2025年度の見通しについて、エナパックは売上高を6億1000万ドルから6億2500万ドルと予想しており、これは0%から2%のオーガニック成長を表している。また、調整後EBITDAは1億5000万ドルから1億6000万ドルを見込んでいる。
スターンリーブCEOは、「一般産業市場の継続的な低迷を想定に入れています。しかし、エナパックは2025年度も成長を続けると考えており、これは当社の標的成長戦略によって業界をアウトパフォームし、シェアを獲得する能力を示すものです」と付け加えた。
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