Investing.com -- インド株式市場は、今季の企業業績が期待外れとなり、景気回復への投資家の楽観論が後退したことで、6月以来の安値まで下落しました。
火曜日、NSE Nifty 50指数は1.4%下落して23,024.65となり、9月のピークから12%以上の下落となりました。これにより、インドの株式指標はドナルド・トランプ大統領就任以来、アジア地域で最も低調なパフォーマンスを示す指数の1つとなっています。Reliance Industriesやアイシーアイシーアイ・バンク・リミテッドなどのインドの主要企業が、MSCIアジア太平洋指数のこの下落に大きく寄与しています。
決算シーズンが2週間経過した現在、これまでに決算を発表したNifty構成銘柄10社のうち、予想を上回ったのはわずか3社です。投資信託への資金流入が強いにもかかわらず、海外投資家は今年に入ってから約50億ドルの株式を売却しており、国内投資の多くを相殺し、株価の下落を加速させています。
火曜日には、主要なフードデリバリー企業であるZomato Ltd.とSwiggy Ltd.の株価が急落しました。インド最大のフードデリバリーサービスであるZomatoの決算報告は、クイックコマース分野での競争激化に対する懸念を高めました。
投資家の注目は現在、2月1日に予定されている連邦予算案の発表に移っています。消費者支出を刺激し、経済成長を促進する措置が期待されています。
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