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注目銘柄ダイジェスト(前場):ソニー、マツダ、富士通ゼネなど

発行済 2016-04-25 11:37
更新済 2016-04-25 12:00
注目銘柄ダイジェスト(前場):ソニー、マツダ、富士通ゼネなど

注目銘柄ダイジェスト(前場):ソニー、マツダ、富士通ゼネなど

ソニー (T:6758):2827円(前日比-190円) 大幅続落。
熊本地震の影響を見極めるため、17年3月期業績見通しの公表を延期すると先週末に発表している。
地震による業績への影響は一時的なものではあるが、生産再開時期が想定以上に遅延するのではといった警戒感なども強まる格好のようだ。
前期業績下方修正に続いてのネガティブ材料となっており、買い手控えムードにもつながる形へ。
横河ブリッジ (T:5911):1145円(前日比-144円) 下落率トップ。
新名神高速道路の延伸工事現場で橋桁が落下、作業員の死亡事故が発生している。
西側を支えていたジャッキの崩落が背景と見られている。
工事を請け負っていたのは同社と三井住友建設のJVであり、落下部分は同社が担当していたもよう。
今後の受注への影響などが懸念される格好に。
三井住友建設にも売りが優勢となっている。
HIS (T:9603):2887円(前日比-153円) 大幅反落で安値更新。
先週末に上半期業績予想の下方修正を発表している。
営業利益は従来予想の110億円から83億円に、最終損益は58億円の黒字から20億円の赤字に下方修正している。
フランスでの同時多発テロの影響長期化で欧州方面の取り扱いが減少しているほか、訪日旅行客の購買商品の変化なども影響しているもよう。
特別損失では、子会社保有船舶の減損を計上している。
富士通ゼネラル (T:6755):1944円(前日比+165円) 大幅反発。
先週末に決算を発表、前期営業利益は275億円、従来予想の250億円を上回る着地で増益を確保した。
一方、今期は220億円で前期比20%減益の見通し。
大幅減益ながら市場予想は上回る水準であり、買い安心感が強まる状況となっている。
主力の空調機事業が2ケタ増収増益基調を続ける見通しであることもポジティブ視へ。
マツダ (T:7261):1827円(前日比+10.5円) 買い先行。
17.3期営業利益は前期推定比2割強の減少となる1700億円程度になりそうだと報じられている。
為替円高の影響が大きく、700億円程度の営業利益押し下げ要因につながるもよう。
市場コンセンサスは2000億円程度となっており、同水準も下回る状況になっている。
ただ、円高の影響が相対的に大きい銘柄でもあるため、直近での急激な円高により、コンセンサスも切り下がってきていたと考えられる。
当面の悪材料出尽しとも受け止められる格好に。
ショーケース {{|0:}}:2620円(前日比+435円) 大幅続伸。
データマネジメントプラットフォーム(DMP)「ZUNOH(ズノウ)」の提供を開始したと発表している。
本DMPは「ナビキャストシリーズ」の入力フォーム支援サービス「ナビキャスト フォームアシスト」、Web接客ツール「ナビキャスト サイト・パーソナライザ」によって得られたログデータを元に構築されており、コンバージョンの確度と効率化を意識したマーケティング施策が可能となり、費用対効果の改善が見込まるという。
BBタワー {{|0:}}:235円(買い気配) ストップ高買い気配。
創薬ベンチャーのインタープロテイン(大阪市)が人工知能(AI)を使った医薬品を開発すると一部メディアで報じられているが、これに関連してBBタワー子会社でAIを使ったITサービスを手掛けるエーアイスクエアと25日に共同研究契約を結ぶという。
「ディープラーニング(深層学習)」の手法を導入して、たんぱく質の相互作用の解析や最適な化合物の探索に活用するようだ。
大和コン {{|0:}}:1765円(前日比+125円) 大幅に5日続伸。
農林水産省の「平成28年度農業界と経済界の連携による先端モデル農業確立実証事業」に「メロン養液栽培による循環型農業確立コンソーシアム」を経済界側代表として応募し、4月21日に先端農業連携創造機構より承認されたと発表している。
同社はメロン養液栽培に09年から取り組み、日射比例等による養液潅水装置なども自社で作成し実証を繰り返し、15年にはポット耕での安定生産が可能となった。

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