*09:50JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり
【ブラジル】ボベスパ指数 128228.49 +0.80%
10日のブラジル株式市場は続伸。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比1018.30ポイント高(+0.80%)の128228.49で引けた。
日中の取引レンジは127,212.60-128,510.50となった。
高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。
原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。
また、成長予想の上方修正も引き続き好感された。
一方、指数の上値は重い。
米消費者物価指数(CPI)の発表が翌日に控えるため、慎重ムードが強まった。
また、インフレ率の加速も指数の足かせとなった。
11月の拡大消費者物価指数(IPCA)は4.87%となり、前月の4.76%と予想の4.85%を上回った。
【ロシア】MOEX指数 2522.75 -1.95%
10日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比50.14ポイント安(-1.95%)の2522.75となった。
日中の取引レンジは2,515.76-2,570.01となった。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。
連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定が優勢となった。
また、欧米市場の下落なども懸念材料。
ほかに、米消費者物価指数(CPI)の発表を翌日に控え、慎重ムードが強まった。
一方、原油価格の上昇や中国の景気対策への期待感などが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 81510.05 +0.00%
10日のインドSENSEX指数はまちまち。
前日比1.59ポイント高(+0.00%)の81510.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同8.95ポイント安(-0.04%)の24610.05で取引を終えた。
後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、引け間際に再び買い戻された。
インフレ率の鈍化観測が支援材料。
モルガン・スタンレー証券(MS)は最新リポートで、食品価格の下落を受け、10月のインドのインフレ率が10月の6.2%から5.5%に鈍化するとの見方を示した。
また、外資の流入が加速していることも好感された。
2024年度の海外直接投資額(FDI)は前年同期比45%増加した。
【中国本土】上海総合指数 3422.66 +0.59%
10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比20.13ポイント高(+0.59%)の3422.66ポイントと反発した。
11月13日以来、約1カ月ぶりの高値水準を回復している。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。
翌年の経済政策方針を決める中国の重要会議「中央経済工作会議」が11-12日に開催されると伝わる中、9日には中央政治局会議が開催された。
政治局会議では、来年は「より積極的な財政政策」と「適度に緩和的な金融政策」を実施する方針が確認されている。
金融政策はこれまでの「穏健な(中立的な)」から「適度に緩和」に変更。
方針転換は、リーマン・ショック後以来14年ぶりだ。
そのほか、今回初めて住宅市場と株式市場の安定化を図る方針も示されている。
また、李強・首相は9日、国際通貨基金(IMF)や世界銀行など国際機関10団体の代表らとの会合で、中国内需の拡大に向け、マクロ経済政策の強化などあらゆる手段を講じていくと表明した。
10日のブラジル株式市場は続伸。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比1018.30ポイント高(+0.80%)の128228.49で引けた。
日中の取引レンジは127,212.60-128,510.50となった。
高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。
原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。
また、成長予想の上方修正も引き続き好感された。
一方、指数の上値は重い。
米消費者物価指数(CPI)の発表が翌日に控えるため、慎重ムードが強まった。
また、インフレ率の加速も指数の足かせとなった。
11月の拡大消費者物価指数(IPCA)は4.87%となり、前月の4.76%と予想の4.85%を上回った。
【ロシア】MOEX指数 2522.75 -1.95%
10日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比50.14ポイント安(-1.95%)の2522.75となった。
日中の取引レンジは2,515.76-2,570.01となった。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。
連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定が優勢となった。
また、欧米市場の下落なども懸念材料。
ほかに、米消費者物価指数(CPI)の発表を翌日に控え、慎重ムードが強まった。
一方、原油価格の上昇や中国の景気対策への期待感などが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 81510.05 +0.00%
10日のインドSENSEX指数はまちまち。
前日比1.59ポイント高(+0.00%)の81510.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同8.95ポイント安(-0.04%)の24610.05で取引を終えた。
後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、引け間際に再び買い戻された。
インフレ率の鈍化観測が支援材料。
モルガン・スタンレー証券(MS)は最新リポートで、食品価格の下落を受け、10月のインドのインフレ率が10月の6.2%から5.5%に鈍化するとの見方を示した。
また、外資の流入が加速していることも好感された。
2024年度の海外直接投資額(FDI)は前年同期比45%増加した。
【中国本土】上海総合指数 3422.66 +0.59%
10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比20.13ポイント高(+0.59%)の3422.66ポイントと反発した。
11月13日以来、約1カ月ぶりの高値水準を回復している。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。
翌年の経済政策方針を決める中国の重要会議「中央経済工作会議」が11-12日に開催されると伝わる中、9日には中央政治局会議が開催された。
政治局会議では、来年は「より積極的な財政政策」と「適度に緩和的な金融政策」を実施する方針が確認されている。
金融政策はこれまでの「穏健な(中立的な)」から「適度に緩和」に変更。
方針転換は、リーマン・ショック後以来14年ぶりだ。
そのほか、今回初めて住宅市場と株式市場の安定化を図る方針も示されている。
また、李強・首相は9日、国際通貨基金(IMF)や世界銀行など国際機関10団体の代表らとの会合で、中国内需の拡大に向け、マクロ経済政策の強化などあらゆる手段を講じていくと表明した。