*09:41JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続落、インフレ率の加速観測が圧迫材料
【ブラジル】ボベスパ指数 123560.06 -0.84%
16日のブラジル株式市場は3日続落。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比1052.16ポイント安(-0.84%)の123560.06で引けた。
日中の取引レンジは123,495.17-124,955.95となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅を拡大させた。
インフレ率の加速観測が圧迫材料。
2024年末時点のインフレ率予想は前回調査の4.84%から4.89%に引き上げられた。
また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。
一方、成長予想の上方修正が指数をサポートした。
24年の成長予想は前回の3.39%から3.42%に引き上げられた。
【ロシア】MOEX指数 2420.30 -2.61%
16日のロシア株式市場は5日続落。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比64.90ポイント安(-2.61%)の2420.30となった。
日中の取引レンジは2,419.57-2,474.62となった。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。
ロシアと親密関係を持っているシリアのアサド政権の崩壊など地政学リスクがロシア株の売り圧力を強めた。
また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。
ほかに、利下げ観測が引き続き嫌気された。
【インド】SENSEX指数 81748.57 -0.47%
16日のインドSENSEX指数は小反落。
前日比384.55ポイント安(-0.47%)の81748.57、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同100.05ポイント安(-0.40%)の24668.25で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや拡大させた。
米長期金利の上昇が警戒され、売りは優勢。
また、米利下げペースの減速観測も外資の流出懸念を強めた。
国内では、成長の鈍化懸念が引き続き嫌気された。
【中国本土】上海総合指数 3386.33 -0.16%
週明け16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比5.55ポイント安(-0.16%)の3386.33ポイントと続落した。
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。
中国景気の鈍化が意識されたほか、人民元安の進行も懸念された。
取引時間中に公表された11月の各種統計では、小売売上高が前年同月比3.0%増にとどまり、予想(5.0%増)に反し、前月(4.8%増)から減速した。
1-11月の不動産開発投資はマイナスが拡大している。
13日公表された金融統計では、新規融資の伸びが小幅にとどまり、予想を大きく下回った。
16日の外国為替市場では対米ドルの人民元安が進み、7月以来の低水準を付けた12月3日の水準に接近している。
ただ、下値は限定的。
「景気不安は景気対策につながる」との見方もあり、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。
また、中国証券監督管理委員会が株式市場の安定化策を強化すると発表したことも材料視されている。
16日のブラジル株式市場は3日続落。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比1052.16ポイント安(-0.84%)の123560.06で引けた。
日中の取引レンジは123,495.17-124,955.95となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅を拡大させた。
インフレ率の加速観測が圧迫材料。
2024年末時点のインフレ率予想は前回調査の4.84%から4.89%に引き上げられた。
また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。
一方、成長予想の上方修正が指数をサポートした。
24年の成長予想は前回の3.39%から3.42%に引き上げられた。
【ロシア】MOEX指数 2420.30 -2.61%
16日のロシア株式市場は5日続落。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比64.90ポイント安(-2.61%)の2420.30となった。
日中の取引レンジは2,419.57-2,474.62となった。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。
ロシアと親密関係を持っているシリアのアサド政権の崩壊など地政学リスクがロシア株の売り圧力を強めた。
また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。
ほかに、利下げ観測が引き続き嫌気された。
【インド】SENSEX指数 81748.57 -0.47%
16日のインドSENSEX指数は小反落。
前日比384.55ポイント安(-0.47%)の81748.57、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同100.05ポイント安(-0.40%)の24668.25で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや拡大させた。
米長期金利の上昇が警戒され、売りは優勢。
また、米利下げペースの減速観測も外資の流出懸念を強めた。
国内では、成長の鈍化懸念が引き続き嫌気された。
【中国本土】上海総合指数 3386.33 -0.16%
週明け16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比5.55ポイント安(-0.16%)の3386.33ポイントと続落した。
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。
中国景気の鈍化が意識されたほか、人民元安の進行も懸念された。
取引時間中に公表された11月の各種統計では、小売売上高が前年同月比3.0%増にとどまり、予想(5.0%増)に反し、前月(4.8%増)から減速した。
1-11月の不動産開発投資はマイナスが拡大している。
13日公表された金融統計では、新規融資の伸びが小幅にとどまり、予想を大きく下回った。
16日の外国為替市場では対米ドルの人民元安が進み、7月以来の低水準を付けた12月3日の水準に接近している。
ただ、下値は限定的。
「景気不安は景気対策につながる」との見方もあり、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。
また、中国証券監督管理委員会が株式市場の安定化策を強化すると発表したことも材料視されている。