日経平均は4日続落、米国株安と値がさ半導体の下げが影響

発行済 2025-01-14 16:00
更新済 2025-01-14 16:30
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*16:00JST 日経平均は4日続落、米国株安と値がさ半導体の下げが影響 13日の米国市場はまちまち。
ダウ平均は358.67ドル高の42297.12ドル、ナスダックは73.53ポイント安の19088.10で取引を終了した。
利下げ期待の後退で引き続き売られ、寄り付き後、下落。
ダウは原油高に連れたエネルギーセクターの上昇やヘルスケアセクターの上昇が相場を支援し、上昇に転じた。
金利の上昇を警戒し、ハイテクが続落も終盤にかけナスダックは下げ幅を縮小。
ダウは上げ幅を拡大し終了した。


連休明けの東京市場は、弱い米国株の動きを受けて売り優勢で取引を開始した。
39000円台を割り込んでスタートした日経平均は、アドバンテスト (TYO:6857)、東京エレクトロン (TYO:8035)など値がさ半導体株が弱かったことで下げ幅を拡大。
10時30分から始まった氷見野良三日本銀行副総裁の講演では「1月利上げの有無を議論する」と発言。
為替はさほど反応しなかったが、発言後のタイミングで日経平均は一段安となり一時800円超の大幅安となる場面も見られた。


大引けの日経平均は前日比716.10円安(-1.83%)の38474.30円となった。
東証プライム市場の売買高は19億5723万株。
売買代金は4兆5554億円。
業種別では、電気機器、機械、ガラス・土石製品、非鉄金属、電気・ガスなどが下落した一方、鉱業、保険、石油・石炭、ゴム製品、医薬品などが上昇。
東証プライム市場の値上がり銘柄は15.9%、対して値下がり銘柄は81.6%となっている。


日経平均採用銘柄では、エヌビディアの下落や国内証券会社によるレーティング引き下げも影響しアドバンテストが大幅安となったほか、東京エレクトロン、ソシオネクスト (TYO:6526)、ディスコ (TYO:6146)、レーザーテック (TYO:6920)など半導体株の下げが目立った。
また、古河電工 (TYO:5801)、フジクラ (TYO:5803)、住友電工 (TYO:5802)など電線株も売られた。
このほか、決算発表がネガティブ視されて安川電機 (TYO:6506)が下落した。


一方、決算内容が材料視されて良品計画 (TYO:7453)は買い優勢でスタートしたが上値は重くなった。
また、資源価格上昇を材料にINPEX (TYO:1605)、出光興産 (TYO:5019)、住友鉱山
(TYO:5713)など資源株が買われた。
このほか、コニカミノルタ (TYO:4902)、中外製薬 (TYO:4519)、セイコーエプソン (TYO:6724)、イオン (TYO:8267)などが上昇した。

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