(TYO:5020) ENEOS 781.3 -6.7反落。
本日は石油セクターが数少ないマイナスパフォーマンスセクターとなっている。
トランプ大統領は前日の講演において、「サウジアラビアとOPECに原油コストを下げるよう求めるつもりだ」との考えを明らかにしている。
これを受け前日のNY原油相場ではWTI期近が下落、今後の原油価格上昇の重しにもつながるとの見方から、原油関連株の買い手控え材料とされる形に。
(TYO:6028) テクノプロHD 3086 +148大幅続伸。
ジェフリーズ証券では投資判断を「ホールド」から「バイ」に、目標株価も3000円から3600円に引き上げた。
休職率/ターンオーバー率の上昇に苦しんでいた状況は好転の兆し、契約単価は上昇に転じて今後も更なる上昇が予想されるとしている。
ソリューション・ベースのグループ・アウトソーシングへの移行で今後も成長が継続するとしている。
25年6月期営業益は会社計画270億円を上回る303億円を予想。
(TYO:8801) 三井不 1326 +12.5大幅続伸。
本日まで日銀金融政策決定会合が開催されており、政策金利は0.25%から0.5%に引き上げられる公算と伝わっている。
利上げは24年7月会合以来の半年ぶりで、マイナス金利解除以降では3回目。
政策金利が0.5%になるのは17年ぶりとなるもよう。
ただ、足元で追加利上げの織り込みは急速に進んでいることから、金利高デメリットとされる不動産セクターにはあく抜け感など期待も。
(TYO:8708) アイザワ証G 1698 +45大幅反発。
前日に第3四半期の決算速報を発表している。
累計営業利益は13.2億円で前年同期比2.6倍の水準となったもよう。
上半期は3.1億円で同57.1%減の水準であったため、ポジティブなサプライズが先行する形となっている。
投資信託の募集手数料や信託報酬、ラップ商品の投資顧問報酬等の受入手数料が増加したことが大幅増益の背景となっているもよう。
なお、決算発表は1月30日を予定している。
(TYO:2501) サッポロHD 7030 +280大幅反発。
前日提出された変更報告書によると、3Dインベストメントの保有比率が18.16%から19.44%に上昇したことが明らかになった。
市場内での取得を進めているようだ。
同ファンドは日本特化型のバリュー投資を行う独立系資産運用会社、同社の筆頭株主ともなっている。
昨年には、同社が検討している不動産事業の売却について、不動産子会社のサッポロ不動産開発をスピンオフすることなどの提案を示している。
(TYO:2432) ディーエヌエー 2760.5 +95.5大幅続伸。
ポケモンとの共同開発ゲーム「ポケモン トレーディング カード ゲーム ポケット」のHPで、「時空の激闘 ディアルガ」「時空の激闘 パルキア」2つの新拡張パックが30日にラインナップに追加されると発表。
「時空の激闘」は、「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」に登場する、伝説のポケモン・ディアルガ、パルキアをはじめとしたポケモンを多数収録されている。
「ポケポケ」に対する期待再燃に。
(TYO:4676) フジHD 1910 +93大幅反発。
前日に臨時取締役会を開催し、日弁連のガイドラインに基づく第三者委員会の設置を決議したと発表している。
また、27日に再度記者会見を開くとも発表、前回とは違い「オープンな形式で実施する」ともしている。
さらに、金光社長では人事体制などを見直す考えも示している。
今後のガバナンス改善につながる動きとも捉えられ、本日は再度、ショートカバー優勢の動きとなっているようだ。
(TYO:7211) 三菱自 447.9 -33.1大幅反落。
ホンダと日産の経営統合に向けた協議を巡り、同社は合流を見送る方向で調整に入ったと一部で報じられている。
株式上場を維持したうえで、両社との協業関係の強化を図っていく方針のようだ。
会社側では、合流見送り報道に対して
「決まった事実はない」とコメントしている。
単独で展開していくことによる先行きへの不透明感などが先行する状況とみられる。
(TYO:6146) ディスコ 47430 -3430大幅続落。
前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業益は391億円で前年同期比29.0%増となったが、先の個別売上高などが発表されており、おおむね想定線での着地に。
一方、通期見通しは1528億円、前期比25.8%増としており、1-3月期は377億円レベルの水準を想定。
コンセンサスは530億円水準であり、大幅に下回る形に。
保守的な傾向は強いとみられているものの、ネガティブ反応が先行した。
(TYO:6594) ニデック 2853.5 -93大幅反落。
前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は545億円で前年同期比5.3%増となり、610-620億円レベルの市場コンセンサスを下回った。
市場予想との比較では車載分野中心に下振れとなっているようだ。
通期予想2400億円、前期比48.3%増は据え置いているが、第3四半期累計では1753億円で前年同期比5.0%増にとどまっており、計画達成のハードルは高まってきたとの見方が先行。