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米オクラホマ州が中絶ほぼ全面禁止へ、議会が法案可決

発行済 2022-05-20 14:05
更新済 2022-05-20 14:09
© Reuters.  5月19日、米南部オクラホマ州議会は、人工妊娠中絶をほぼ全面的に禁止する州法案を賛成多数で可決した。写真はオクラホマ州議会議事堂。オクラホマシティ で2015年9月撮影

[19日 ロイター] - 米南部オクラホマ州議会は19日、人工妊娠中絶をほぼ全面的に禁止する州法案を賛成多数で可決した。スティット知事(共和党)が署名すれば、米国で最も厳格な中絶禁止法が成立、発効する。

© Reuters.  5月19日、米南部オクラホマ州議会は、人工妊娠中絶をほぼ全面的に禁止する州法案を賛成多数で可決した。写真はオクラホマ州議会議事堂。オクラホマシティ で2015年9月撮影(2022年 ロイター/Jon Herskovitz)

法案は受精以降の中絶を禁止する内容。緊急の医療処置が必要な場合のほか、強姦や近親相姦による妊娠を除く中絶が禁止される。避妊は禁止されていない。

スティット知事は先に、法案が送られて来れば署名すると表明している。

オクラホマ州では既に今月、妊娠6週より後の中絶を禁止する州法が発効している。同法と、今回議会を通過した法案はいずれも9月に施行したテキサス州法と同じく、中絶に協力した人や医療機関を市民が民事提訴することによって執行される仕組み。

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