[東京 15日 ロイター] - みずほフィナンシャルグループは15日、中期経営計画を発表し、2026年3月期の連結ROE(自己資本利益率)目標を8%、連結業務純益目標を1兆─1兆1000億円とした。
株主還元は、当面現状の配当水準を維持しつつ、資本基盤の一層の強化を進め早期の株主還元拡充を目指す、とした。
また、今後3年間で約6000億円をIT投資に振り向ける。このうち7割はシステム障害の再発防止やシステムの更新などに充てる。みずほは、21年に大規模なシステム障害を起こし、金融庁から業務改善命令を受けた。
前中計は23年度までの5カ年計画だったが、今年度からの新たな中計に置き換える。