[コロンボ/ロンドン 1日 ロイター] - スリランカが国際通貨基金(IMF)との間で、拡大信用供与措置(EFF)を通じた少なくとも30億ドルの融資について協議していることが明らかになった。関係筋がロイター通信に語った。
スリランカ政府は今月上旬、IMFとの技術的な協議を再度開き、月内にも実務者レベルで合意したい考えだという。
スリランカは1948年の独立以降で最悪の経済危機に見舞われ、救済策を求めている。今年、一部国債の利払いを行わずデフォルト(債務不履行)状態に陥り、燃料や医薬品などの基本物資の輸入に対する支払いも困難になっている。