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雲下限レベルでの攻防か

発行済 2016-06-06 08:24
更新済 2016-06-06 08:33
雲下限レベルでの攻防か
[本日の想定レンジ]  3日のNY市場は下落。
5月雇用統計で非農業部門雇用者数が3万8000人増と予想(16万人増)を大幅に下回る内容となったことで、雇用情勢への懸念から売りが先行。
NYダウは一時、前日より150ドル近く値下がりする場面もみられた。
しかし、FRBが6月か7月の会合で追加の利上げを行う可能性に対して、早期の追加利上げは難しくなったという観測が広がり、その後は下げ幅を縮めている。
ダウ平均は31.50ドル安の17807.06、ナスダックは28.85ポイント安の4942.52。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比330円安の16330円。
 雇用統計の結果を受けた米国市場や為替市場の反応に振らされることになりそうだ。
一目均衡表では先週末に雲上限を下回ったが、本日は雲下限が意識されやすい。
また、雲下限は切り上がりをみせてくるため、水曜日には16540円辺りに切り上がりをみせてくる。
これに沿ったリバウンドをみせてこれないと雲を下放れる形状となるため、神経質な相場展開が続きそうである。
 価格帯別出来高は16100-16200円ところで厚みがあるため、同水準が支持線として意識されよう。
ボリンジャーバンドでは-1σが16373円辺りに位置しており、同水準で踏ん張れるかが注目される。
これを下回ると、-2σとのレンジに移行することになりそうだ。
16250-16550円のレンジを想定する。
[予想レンジ] 上限 16550円−下限 16250円

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