[パリ 2日 ロイター] - 元自動車レースF1のドライバーで、1979年にルノーに初勝利をもたらしたフランス人のジャン・ピエール・ジャブイーユ氏が死去した。80歳だった。
ジャブイーユ氏はティレル在籍時の1975年にF1デビューし、ルノーには77年から80年まで在籍。79年に初勝利をもたらし、地元開催のレースで30年ぶりに優勝したフランス人ドライバーにもなった。
同氏は80年にオーストリアで行われたレースでも優勝。同年にカナダでのクラッシュで足を骨折し、その後3レースに出場したが81年に引退した。F1通算では49レースで2勝を挙げた。
ルノー傘下アルピーヌは2日に「彼は生き生きと果敢な姿勢で、1977年にルノーのF1進出の先頭に立った。彼の成功への決意と献身は多くの人にインスピレーションを与えた。ジャン・ピエールのおかげで今のわれわれはあり、彼の遺産は生き続けている」と追悼した。