ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

中小型はハシゴ外され、トランプ物色に集中

発行済 2016-12-09 08:32
更新済 2016-12-09 08:33
中小型はハシゴ外され、トランプ物色に集中
 9日の日本株市場は買い優勢の展開となろう。
8日の欧米市場はECB理事会でドラギ総裁が必要に応じた量的緩和策の期間延長や規模拡大の実施に言及したことが好感された。
また、原油相場の上昇やトランプ政権への政策期待からの物色が続くなか、NYダウは連日で最高値を更新。
シカゴ日経225先物清算値(3月限)は大阪比80円高の18810円だった。


 欧米株高の流れを受けて、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から幅広い銘柄に買いが先行することになろう。
本日はメジャーSQとなり、ギャップ・アップで始まることから、SQ値が抵抗となる可能性はある。
しかし、先高期待が大きく、日経平均は1月4日のザラバ高値
18951.12円が射程に入ってきているとみられる。
節目の19000円へのカウントダウンのなか、押し目買い意欲は強そうだ。


 一方で、来週の米FOMCでの1年ぶりの利上げ実施後の一段高を想定するものの、SQ通過となることで海外勢はクリスマス休暇に入るところが増え、商いが低水準になりやすい。
そうなると、個人主体による材料株物色が強まるパターンではあるが、期待のZMPの上場延期により、自動運転車関連への需給悪化なども警戒される。


 もっとも、この1ヵ月の世界株の時価総額増加幅は2兆ドル(約226兆円)となり、債券の減少幅とほぼ同額だったようだ。
債券から株式に資金シフトが強まっており、この持続を見極めるうえでも、来週のFOMCに関心が集まる。
ただ、現在の需給状況からは、利上げペースが速まったとしても、リスク資産投資に向かいそうである。
そのため、物色としては、トランプ関連に集中することになりそうだ。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます