■NY株式:ダウは107ドル高、ISM製造業景況指数を好感
NYダウ ナスダック
終値 :17792.75 終値 :4914.54
前日比:+107.66 前日比:+44.69
始値 :17661.74 始値 :4842.55
高値 :17811.48 高値 :4917.09
安値 :17568.02 安値 :4832.06
1日の米国株式相場は上昇。
ダウ平均は107.66ドル高の17792.75、ナスダックは44.69ポイント高の4914.54で取引を終了した。
原油相場の大幅下落を受けて欧州株が全面安となり、米国株にも売りが先行。
3月雇用統計で非農業部門雇用者数が21万5000人増と予想を大幅に上回ったほか、失業率も前月比からほぼ横ばいの5.0%と好調な内容となったことで、追加利上げへが警戒感も広がったことも嫌気された。
しかしながら、3月ISM製造業景況指数が昨年8月以来の拡大となり、緩やかに上昇する展開となった。
セクター別では、医薬品・バイオテクノロジーや家庭用品・パーソナル用品が上昇する一方で自動車・自動車部品やエネルギーが下落した。
電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は、昨日発表した新型車「モデル3」の予約数が約20万台となり、上昇。
動画配信サービスのネットフリックス(NFLX)は通信大手のAT&T(T)やベライゾン(VZ)などのユーザーに対して動画の解像度を落としていたことが明らかとなったが、米連邦通信委員会(FCC)が調査を行わないとの認識を示し、堅調推移。
一方で、ホテルチェーンのスターウッド・ホテルズ&リゾーツ・ワールド(HOT)は中国の安邦保険集団率いる企業連合が買収から撤退し、下落した。
3月新車販売台数は暖冬や3月の営業日が前年より多かったことから好調となり、自動 車大手のフォード(F)やフィアット・クライスラー(FCAU)は前年同期比8%増、ゼ ネラル・モーターズ(GM)は0.9%増となった。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は111円63銭、米指標上振れも利上げ観測に繋がらずドル売り継続 1日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円46銭まで上昇後、111円59銭へ下落し、111円63銭で引けた。
米3月雇用統計が労働市場の回復が継続していることを示したほか、3月ISM製造業景況指数が7カ月ぶりに活動の拡大を示したことを好感し、ドル買いが一時強まった。
しかし、追加利上げ観測に繋がらず、一段と遅いペースの利上げを織り込むドル売りに押された。
ユーロ・ドルは、1.1438ドルへ上昇後、1.1335ドルへ反落して1.1393ドルで引けた。
ユーロ・ポンド絡みの買いが強まった。
ユーロ・円は、128円13銭から127円10銭へ下落。
サウジアラビアが増産凍結はイラン次第との見解を示したため原油価格の底入れ期待が後退。
リスク回避の動きが優勢となった。
ポンド・ドルは、1.4325ドルから1.4171ドルへ下落。
予想を下回った英国の3月製造業PMI、英国のEU離脱懸念でポンド売りが加速した。
ドル・スイスは、0.9556フランまで下落後、0.9626フランへ上昇した。
■NY原油:反落で36.79ドル、増産凍結の合意は困難との見方から売り強まる NY原油は反落(NYMEX原油5月限終値:36.79↓1.55)。
36.72ドルまで下落した後、37.20ドルまで上昇した。
サウジアラビアのムハンマド副皇太子が、「イラン、ロシア、ベネズエラを含むすべての国が増産凍結を決定するならば、われわれも参加する」と発言。
17日の産油国会合ではイランが不参加を表明している増産凍結協議での合意は困難との見方から、原油の売りが先行した。
終盤に米ベーカー・ヒューズ社が国内の石油掘削装置(リグ)稼働数を発表。
稼働中のリグ数が前週比10基減の362基となり、2週連続かつ大きめな減少だったが、買い戻しは限定的になった。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 13.55ドル +0.035ドル(+0.26%) モルガン・スタンレー(MS) 25.52ドル +0.510ドル(+2.04%) ゴールドマン・サックス(GS)159.97ドル +2.990ドル(+1.90%) インテル(INTC) 32.45ドル +0.100ドル(+0.31%) アップル(AAPL) 109.99ドル +1.000ドル(+0.92%) アルファベット(GOOG) 769.67ドル +6.770ドル(+0.89%) フェイスブック(FB) 116.06ドル +1.960ドル(+1.72%) キャタピラー(CAT) 76.79ドル +0.230ドル(+0.30%) アルコア(AA) 9.62ドル +0.030ドル(+0.31%) ウォルマート(WMT) 69.08ドル +0.590ドル(+0.86%) スプリント(S) 3.63ドル +0.150ドル(+4.31%)
ダウ平均は107.66ドル高の17792.75、ナスダックは44.69ポイント高の4914.54で取引を終了した。
原油相場の大幅下落を受けて欧州株が全面安となり、米国株にも売りが先行。
3月雇用統計で非農業部門雇用者数が21万5000人増と予想を大幅に上回ったほか、失業率も前月比からほぼ横ばいの5.0%と好調な内容となったことで、追加利上げへが警戒感も広がったことも嫌気された。
しかしながら、3月ISM製造業景況指数が昨年8月以来の拡大となり、緩やかに上昇する展開となった。
セクター別では、医薬品・バイオテクノロジーや家庭用品・パーソナル用品が上昇する一方で自動車・自動車部品やエネルギーが下落した。
電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は、昨日発表した新型車「モデル3」の予約数が約20万台となり、上昇。
動画配信サービスのネットフリックス(NFLX)は通信大手のAT&T(T)やベライゾン(VZ)などのユーザーに対して動画の解像度を落としていたことが明らかとなったが、米連邦通信委員会(FCC)が調査を行わないとの認識を示し、堅調推移。
一方で、ホテルチェーンのスターウッド・ホテルズ&リゾーツ・ワールド(HOT)は中国の安邦保険集団率いる企業連合が買収から撤退し、下落した。
3月新車販売台数は暖冬や3月の営業日が前年より多かったことから好調となり、自動 車大手のフォード(F)やフィアット・クライスラー(FCAU)は前年同期比8%増、ゼ ネラル・モーターズ(GM)は0.9%増となった。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は111円63銭、米指標上振れも利上げ観測に繋がらずドル売り継続 1日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円46銭まで上昇後、111円59銭へ下落し、111円63銭で引けた。
米3月雇用統計が労働市場の回復が継続していることを示したほか、3月ISM製造業景況指数が7カ月ぶりに活動の拡大を示したことを好感し、ドル買いが一時強まった。
しかし、追加利上げ観測に繋がらず、一段と遅いペースの利上げを織り込むドル売りに押された。
ユーロ・ドルは、1.1438ドルへ上昇後、1.1335ドルへ反落して1.1393ドルで引けた。
ユーロ・ポンド絡みの買いが強まった。
ユーロ・円は、128円13銭から127円10銭へ下落。
サウジアラビアが増産凍結はイラン次第との見解を示したため原油価格の底入れ期待が後退。
リスク回避の動きが優勢となった。
ポンド・ドルは、1.4325ドルから1.4171ドルへ下落。
予想を下回った英国の3月製造業PMI、英国のEU離脱懸念でポンド売りが加速した。
ドル・スイスは、0.9556フランまで下落後、0.9626フランへ上昇した。
■NY原油:反落で36.79ドル、増産凍結の合意は困難との見方から売り強まる NY原油は反落(NYMEX原油5月限終値:36.79↓1.55)。
36.72ドルまで下落した後、37.20ドルまで上昇した。
サウジアラビアのムハンマド副皇太子が、「イラン、ロシア、ベネズエラを含むすべての国が増産凍結を決定するならば、われわれも参加する」と発言。
17日の産油国会合ではイランが不参加を表明している増産凍結協議での合意は困難との見方から、原油の売りが先行した。
終盤に米ベーカー・ヒューズ社が国内の石油掘削装置(リグ)稼働数を発表。
稼働中のリグ数が前週比10基減の362基となり、2週連続かつ大きめな減少だったが、買い戻しは限定的になった。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 13.55ドル +0.035ドル(+0.26%) モルガン・スタンレー(MS) 25.52ドル +0.510ドル(+2.04%) ゴールドマン・サックス(GS)159.97ドル +2.990ドル(+1.90%) インテル(INTC) 32.45ドル +0.100ドル(+0.31%) アップル(AAPL) 109.99ドル +1.000ドル(+0.92%) アルファベット(GOOG) 769.67ドル +6.770ドル(+0.89%) フェイスブック(FB) 116.06ドル +1.960ドル(+1.72%) キャタピラー(CAT) 76.79ドル +0.230ドル(+0.30%) アルコア(AA) 9.62ドル +0.030ドル(+0.31%) ウォルマート(WMT) 69.08ドル +0.590ドル(+0.86%) スプリント(S) 3.63ドル +0.150ドル(+4.31%)