11日午前の東京外為市場ではドル・円は100円70銭付近。
日経平均株価の前週末比500円程度上昇を受けた値動き。
ドル・円は、8日発表された米雇用統計は堅調だったが、米利上げ観測にはつながらず一時99円99銭まで下落した。
ただ、週明け東京市場では日経平均が500円超上昇するなど堅調地合いとなったため、ドルは100円台後半で推移している。
足元では顧客筋などのドル買いは一服しつつあるが、ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いが続いているため、ドルは目先の取引で101円近辺まで上昇する可能性はある。
ただ、米利上げ期待は後退しており、ドルは午後の取引で上値の重さも意識されそうだ。
ここまでは、ドル・円は100円54銭から100円88銭、ユーロ・ドルは1.1034ドルから1.1054ドル、ユーロ・円は111円10銭から111円38
銭で推移した。
【要人発言】
・スイス中銀総裁
「(ブレグジット後の金融市場の変化などに)柔軟に対応しなければならない」