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原油先物は横ばい、需要低迷懸念や供給巡る不透明感で

発行済 2022-06-24 10:18
更新済 2022-06-24 13:10
© Reuters. 原油先物価格は24日のアジア市場で小幅上昇している。写真は、米ニューメキシコ州にある原油処理施設の様子。2017年5月3日に撮影。(2022年 ロイター/Ernest Scheyder)

[シンガポール 24日 ロイター] - 原油先物価格は24日のアジア市場でほぼ横ばい。一時1ドル近く上昇する場面もあったが、米経済活動の冷え込みで需要が減退するとの懸念や供給巡る先行き不透明感で押し戻された。

0310GMT(日本時間午後0時10分)時点で、北海ブレント先物は0.05ドル(0.1%)安の1バレル=110.00ドル。

米WTI先物は0.19ドル(0.2%)高の104.46ドル。

© Reuters. 原油先物価格は24日のアジア市場で小幅上昇している。写真は、米ニューメキシコ州にある原油処理施設の様子。2017年5月3日に撮影。(2022年 ロイター/Ernest Scheyder)

石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成される「OPECプラス」は、バイデン米大統領の中東歴訪が予定される中、現行の増産計画を8月も維持する可能性が高い。複数の関係筋が明らかにした。

OPECプラスは6月2日の会合で、7─8月の原油の増産幅を日量64万8000バレルと、従来の43万2000バレルから拡大することで合意した。

ただ、一部加盟国の設備投資不足やロシアの生産縮小で、OPECプラスは増産目標達成に苦慮している。

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