[シンガポール 18日 ロイター] - 中国石油大手の中国海洋石油(CNOOC)の謝尉志・最高財務責任者(CFO)は18日、同社が10%の権益を保有するロシア北極圏のLNG(液化天然ガス)開発事業「アークティックLNG2」について、計画通りに進捗しており、年内に第1フェーズの操業が始まる見通しだと述べた。ライブ配信された香港での決算発表会見での発言。
同事業の権益はロシアのノバテクが60%を持ち、フランスのトタルエナジーズ、中国石油天然気集団(CNPC)、CNOOC、日本のエネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と三井物産の連合がそれぞれ10%を保有する。
謝氏は「これまでのところ全てのパートナーが問題なく資金を提供している。資金提供が遅れているところはない。プロジェクトは計画通りに進んでいる」と述べた。