[ワシントン 21日 ロイター] - 米国務省は、ポーランドへの攻撃型ヘリコプター「アパッチAH64E」と関連装備品の売却を承認した。売却額は最大120億ドルとなる。国防総省が21日明らかにした。
国防総省によると、北大西洋条約機構(NATO)加盟国のポーランドはアパッチ96機のほか、ミサイル「ヘルファイア」や「スティンガー」など関連装備品の売却を求めていた。
ポーランドはロシアのウクライナ侵攻を受けて、軍備強化を優先課題としている。
国防総省の国防安全保障協力局は同日、売却の可能性を議会に通知した。国務省は売却を承認したが、議会への通知は契約が締結されたことや交渉が妥結したことを示すものではない。
国防総省によると、ボーイングとロッキード・マーチンが主契約者となる。