[香港/上海 22日 ロイター] - 関係筋によると、中国の不動産開発大手、融創中国は、今月末に期限を迎える国内債の支払いの一部について、2度目の返済延期を投資家に求めている。
短期間で返済期限の再延長を求めるのは異例。資金繰りの状態が悪いことが浮き彫りとなった。
同社は先に、プッタブル債40億元の返済期限を4月1日から18カ月延長。6回に分けて支払うことになっており、今月末に最初の期限が到来する。
関係筋によると、現在も返済資金の調達を進めており、一部を期日通りに支払い、残りの返済を延期する予定。現在、最終調整中で、来週に発表がある。社債権者の承認が必要となる。