[ワシントン 22日 ロイター] - 米上院司法委員会で22日、バイデン大統領が黒人女性初の連邦最高裁判所判事に指名したケタンジ・ジャクソン氏の2日目の承認公聴会が約13時間にわたって行われた。
共和党からは、ジャクソン氏が過去にキューバのグアンタナモ米軍基地にあるテロ容疑者収容所の収容者の法的代理人を務めたことや、児童ポルノ関連の罪を犯した被告らに対して言い渡した量刑が軽すぎたとの批判が出たが、同氏は自らの義務を果たし、公平性という米国人の価値観に反したことはないと反論した。
同氏の指名が承認されても、最高裁判事の構成は保守6、リベラル3で変更はない。上院本会議で民主党議員全員が賛成票を投じれば、指名が承認される。