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今週のマーケット展望「経済指標や一般教書演説で円高一服か」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(飯村真由)

発行済 2018-01-29 11:09
更新済 2018-01-29 11:33
今週のマーケット展望「経済指標や一般教書演説で円高一服か」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(飯村真由)
こんにちは、フィスコリサーチアナリスト飯村真由の「マネックス証券の気になるレポート」です。
先週の米国市場は主要3指数が揃って最高値を更新しましたが、今週の日本市場にはどのような影響を与えてくるのでしょうか。
さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、1月29日に配信されました。
その中から今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。


広木さんは今週の日本株相場について、『米国株の大幅高での高値更新という強気材料と円高という弱気材料』があるとしているものの、『直近の為替の動きは、ムニューシン米財務長官、トランプ米大統領、日銀総裁といったダボスでの要人発言に振り回されている感が強い。
ダボス会議も終わって、市場の目はファンダメンタルズに向かうと思われる。
後述する通り、今週は円高が一服する可能性がある一方、経済指標・決算発表とも良好な数字が出ることが予想され、今週の日本株相場は堅調な展開となろう』と予想しています。


また、29日に発表される米個人消費支出やPCEデフレータを皮切りに、『既に発表された12月のコアCPIが市場予想を上回る伸びとなったことから、PCEデフレータの伸びも加速するのではないかと予想されている。
続く30-31日はFOMCが開催される。
声明文に市場がどう反応するか。
さらに2月1日にはISM製造業景況指数、2日は雇用統計と重要指標の発表が目白押しだ』と伝えています。
さらに、30日に予定されているトランプ米大統領の一般教書演説については、『インフラ投資計画などが強調されれば長期金利上昇などの市場の反応が予想される』としており、『今週はドル反発の材料が多い』と見ています。


一方で、国内については、『4-12月期の主要企業の決算発表が本格化する。
前半戦のピークは31日だが、30日にも東京エレクをはじめ、アドテスト、村田製作所、オムロンなどの半導体、電子部品関連の決算がある。
すでに上方修正を発表したファナックとロボット関連銘柄の動きにも注目したい。
仮想通貨「NEM」の不正流出問題で、仮想通貨関連の銘柄には売りがかさむだろう』と考察しています。


飯村真由の「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを飯村真由の見解で注目し、コメントしています。
レポート発行人との見解とは異なる場合があります。
詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。


フィスコリサーチアナリスト飯村真由


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