■NY株式:NYダウ522ドル安、大幅利上げで景気後退懸念
米国株式市場は大幅続落。
ダウ平均は522.45ドル安の30183.78ドル、ナスダックは204.86ポイント安の11220.19で取引を終了した。
連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げピークを示唆する可能性などを期待した買いに寄り付き後、上昇。
FOMCが市場の予想通り3会合連続で0.75%の利上げを決定し、FRBのスタッフ予測で金利見通しが大幅に引き上げられ金利先高観が強まり、売りに転じた。
同時に、景気後退リスクを受けた売りも強まり、引けにかけて主要株式指数は下げ幅を拡大し終了。
セクター別では、特に消費者サービス、銀行が下落した。
食品会社のゼネラル・ミルズ(GIS)は四半期決算で良好な内容を示したほか、大幅値上げが奏功したほか、シリアル、ペットフードなどの需要が強く、通年の売り上げ見通しを引上げ、上昇。
化粧品メーカーのコティ(COTY)はインベスター・デーを控え2025会計年度までにスキンケア製品の売り上げ倍増戦略があると述べ、期待感から買われた。
化学品メーカーのケモーズ(CC)は通年の業績見通しを引き下げ売られた。
ネットワーク機器メーカーのシスコ(CSCO)やクレジットカード会社のビザ(V)はアナリストの投資判断引き下げでそれぞれ下落。
投資家の恐怖心理を示すVIX指数は一時30.18まで上昇し、6月来の高水準となった。
HorikoCapitalManagementLLC
■NY為替:米金利見通し引き上げでドル続伸
21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、144円70銭まで上昇後、143円40銭まで反落し、144円05銭で引けた。
連邦準備制度理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り3会合連続で0.75%の利上げを決定し利上げ継続の必要性を主張したほか、スタッフの金利見通しで年内、来年の見通しが大きく引き上げられ長期金利が一段高。
ドル買いが加速した。
同時に成長率見通しが大幅に引き下げられ、長短金利の逆転がさらに進み、景気後退懸念が強まるとドル買いが後退。
パウエル議長が会見で、どこかの時点で利上げペースを緩和させるとしたほか、ソフトランディングが困難と指摘すると、一時ドルの売り戻しが強まった。
しかし、金利先高観を受けたドル買いに下落も限定的。
ユーロ・ドルは0.9920ドルから0.9814ドルまで下落し、0.9840引けた。
ユーロ・円は142円85銭から141円64銭まで下落。
ポンド・ドルは1.1238ドルまで下落後、1.1356ドルまで反発。
ドル・スイスは0.9699フランまで上昇後、0.9621フランまで反落した。
■NY原油:続落で82.94ドル、調整目的の売りが増える
NY原油先物11月限は続落(NYMEX原油11月限終値:82.94 ↓1.00)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比-1.00ドルの82.94ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは82.49ドル-86.68ドル。
ロンドン市場の序盤にかけて86.68ドルまで買われた後、ニューヨーク市場で反落。
米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の結果判明後に82.49ドルまで下げた。
ただ、調整目的の売りが一巡した後は下げ渋り、通常取引終了後の時間外取引では主に83ドル台で推移した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 33.15ドル -1.02ドル(-2.99%)
モルガン・スタンレー(MS) 86.36ドル -0.83ドル(-0.95%)
ゴールドマン・サックス(GS)320.71ドル -2.55ドル(-0.79%)
インテル(INTC) 28.47ドル -0.49ドル(-1.69%)
アップル(AAPL) 153.72ドル -3.18ドル(-2.03%)
アルファベット(GOOG) 100.01ドル -1.82ドル(-1.79%)
メタ(META) 142.12ドル -3.97ドル(-2.72%)
キャタピラー(CAT) 171.95ドル -6.04ドル(-3.39%)
アルコア(AA) 39.41ドル -4.12ドル(-9.46%)
ウォルマート(WMT) 134.77ドル +1.22ドル(+0.91%)
米国株式市場は大幅続落。
ダウ平均は522.45ドル安の30183.78ドル、ナスダックは204.86ポイント安の11220.19で取引を終了した。
連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げピークを示唆する可能性などを期待した買いに寄り付き後、上昇。
FOMCが市場の予想通り3会合連続で0.75%の利上げを決定し、FRBのスタッフ予測で金利見通しが大幅に引き上げられ金利先高観が強まり、売りに転じた。
同時に、景気後退リスクを受けた売りも強まり、引けにかけて主要株式指数は下げ幅を拡大し終了。
セクター別では、特に消費者サービス、銀行が下落した。
食品会社のゼネラル・ミルズ(GIS)は四半期決算で良好な内容を示したほか、大幅値上げが奏功したほか、シリアル、ペットフードなどの需要が強く、通年の売り上げ見通しを引上げ、上昇。
化粧品メーカーのコティ(COTY)はインベスター・デーを控え2025会計年度までにスキンケア製品の売り上げ倍増戦略があると述べ、期待感から買われた。
化学品メーカーのケモーズ(CC)は通年の業績見通しを引き下げ売られた。
ネットワーク機器メーカーのシスコ(CSCO)やクレジットカード会社のビザ(V)はアナリストの投資判断引き下げでそれぞれ下落。
投資家の恐怖心理を示すVIX指数は一時30.18まで上昇し、6月来の高水準となった。
HorikoCapitalManagementLLC
■NY為替:米金利見通し引き上げでドル続伸
21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、144円70銭まで上昇後、143円40銭まで反落し、144円05銭で引けた。
連邦準備制度理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り3会合連続で0.75%の利上げを決定し利上げ継続の必要性を主張したほか、スタッフの金利見通しで年内、来年の見通しが大きく引き上げられ長期金利が一段高。
ドル買いが加速した。
同時に成長率見通しが大幅に引き下げられ、長短金利の逆転がさらに進み、景気後退懸念が強まるとドル買いが後退。
パウエル議長が会見で、どこかの時点で利上げペースを緩和させるとしたほか、ソフトランディングが困難と指摘すると、一時ドルの売り戻しが強まった。
しかし、金利先高観を受けたドル買いに下落も限定的。
ユーロ・ドルは0.9920ドルから0.9814ドルまで下落し、0.9840引けた。
ユーロ・円は142円85銭から141円64銭まで下落。
ポンド・ドルは1.1238ドルまで下落後、1.1356ドルまで反発。
ドル・スイスは0.9699フランまで上昇後、0.9621フランまで反落した。
■NY原油:続落で82.94ドル、調整目的の売りが増える
NY原油先物11月限は続落(NYMEX原油11月限終値:82.94 ↓1.00)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比-1.00ドルの82.94ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは82.49ドル-86.68ドル。
ロンドン市場の序盤にかけて86.68ドルまで買われた後、ニューヨーク市場で反落。
米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の結果判明後に82.49ドルまで下げた。
ただ、調整目的の売りが一巡した後は下げ渋り、通常取引終了後の時間外取引では主に83ドル台で推移した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 33.15ドル -1.02ドル(-2.99%)
モルガン・スタンレー(MS) 86.36ドル -0.83ドル(-0.95%)
ゴールドマン・サックス(GS)320.71ドル -2.55ドル(-0.79%)
インテル(INTC) 28.47ドル -0.49ドル(-1.69%)
アップル(AAPL) 153.72ドル -3.18ドル(-2.03%)
アルファベット(GOOG) 100.01ドル -1.82ドル(-1.79%)
メタ(META) 142.12ドル -3.97ドル(-2.72%)
キャタピラー(CAT) 171.95ドル -6.04ドル(-3.39%)
アルコア(AA) 39.41ドル -4.12ドル(-9.46%)
ウォルマート(WMT) 134.77ドル +1.22ドル(+0.91%)