[ロンドン 27日 ロイター] - 「ザラ」などのファッションブランドを展開するスペインのアパレル大手インディテックスは27日、ミャンマーからの調達を中止する作業を進めていることをロイターに明らかにした。
労働組合の国際組織「インダストリオール」が企業にミャンマーからの撤退を求めていることが背景。
同社の広報担当は「インダストリオールの要求を受けてミャンマーからの段階的で責任ある撤退を進めている」とし「このため、ミャンマーで取引するメーカーの数を引き続き減らしている」と述べた。
ミャンマー撤退の日程は明らかにしていない。同社はサプライヤーのリストを公表しておらず、現在、同社と取引のあるミャンマーの工場の数は不明。
ミャンマーでは2021年2月に国軍がクーデターで政権を掌握した。
ニュースサイトのソーシング・ジャーナルは先月、インディテックスがミャンマー撤退を計画していると報じていた。