[ベルリン 20日 ロイター] - 市場調査グループGfKとニュルンベルク市場判断研究所(NIM)がまとめた1月のドイツ消費者信頼感指数はマイナス25.1と、前月のマイナス27.6から上昇した。
ロイターがまとめたアナリスト予想のマイナス27.0を上回った。
所得に対する期待の高まりが全体の消費者信頼感を押し上げたほか、購買意欲と景況感も改善した。
NIMの消費専門家ロルフ・ビュルクル氏は「今回の上昇が消費者心理の持続的な回復の始まりかどうかはまだ分からない」と述べ、消費者は依然として大きな懸念を抱いていると指摘した。
「地政学的な危機や戦争、食料品価格の高騰、2024年の政府予算に関する議論が引き続き不安をもたらしている」と分析した。
JAN 2024 DEC 2023 JAN 2023
Consumer climate -25.1 -27.6 -37.6
Consumer climate components DEC 2023 NOV 2023 DEC 2022
- willingness to buy -8.8 -15.0 -16.3
- income expectations -6.9 -16.7 -43.4
- business cycle expectations -0.4 -2.3 -10.3