[ロンドン 11日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、トットナムの新監督アンジェ・ポステコグルー氏は11日、エースのハリー・ケインが新体制初日から退団を希望していたと明かした。
トットナムに19年在籍のケインはバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に1億ユーロ(約159億円)で移籍する見通し。同額はドイツ1部ブンデスリーガ史上最高となる。
6月に就任したポステコグルー監督は報道陣に対し、「クラブが合意すれば退団すると、彼がある種の決意を固めたことはわかっていた。この結果以外に何かがあると感じさせるようなことは何もなかった」と話し、エースの退団は想定内だったとした。
同監督は残留の説得をするつもりはなかったとし、「われわれの全体的な戦略としては、ハリーがいなくなる可能性が高いという事実を念頭に進めてきた。だから、今朝になって話し合ったわけではない。そうなることは頭にあった」と語った。