[28日 ロイター] - 女子テニスで世界ランキング1位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)は28日、自身とベラルーシ出身アリーナ・サバレンカ、エレーナ・リバキナ(カザフスタン)の「女子ビッグ3」が何年にもわたりトップを維持できることを望んでいると述べた。
女子では、元世界ランク1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)が2022年3月に現役を引退して以降、シフィオンテク、サバレンカ、リバキナの3人合わせて、直近7回の四大大会のうち5回で優勝。昨季の3人は、男子テニス界を長年にわたりけん引してきたロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)のようなライバル関係を思い起こさせる強さだった。
シフィオンテクは来年に向けて「予想するのは難しい。突如グランドスラムを制したり、トップ5に入るような選手が必ず1人はいるもの」としつつも、自身を含めた女子ビッグ3については「明らかに他の選手よりも安定していると思う。これからも私たちのその安定感を維持したいが、誰が突出した存在になるかはわからない」と話した。