[ウェリントン 20日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)次期首相就任が確実となった国民党のクリストファー・ラクソン党首は20日、国民党と右派ACT党、ポピュリスト政党ニュージーランド・ファースト党が政策プログラムで合意したと発表し、政権樹立へ「重要なマイルストーン」が達成されたと述べた。
10月14日に行われた総選挙では野党国民党が得票率でトップとなったが、多数派政権の樹立にはACT党とNZファースト党の支持が必要。3党は現在、連立合意に向けて交渉している。
ラクソン氏はオークランドで記者団に対し、3党が政策プログラムで合意したと述べた。
ACT党、NZファースト党は現時点で、合意について確認していない。
最終的な連立合意には閣僚人事を決定する必要があるが、ラクソン氏はそれほど時間はかからないとの見方を示している。