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2月2日のNY為替概況

発行済 2017-02-03 05:54
更新済 2017-02-03 06:00
2月2日のNY為替概況
 2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円06銭へ下落後、112円82銭まで上昇した。
米連邦準備制度理事会(FRB)が年初の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを急がない方針を維持したため、早期の利上げ観測が後退しドル売りが継続した。
その後、米債利回りが上昇に転じたためドル売りが和らいだ。


ユーロ・ドルは、1.0829ドルへ上昇後、1.0756ドルまで下落した。
ユーロ・ポンド絡みの買いに上昇。
ユーロ・円は、121円68銭から121円21銭へ下落。


ポンド・ドルは、1.2575ドルから1.2518ドルへ下落した。
英国中銀は金融政策決定会合で市場の予想通り全会一致で政策据え置きを決定。
カーニー総裁は会合後の記者会見で、インフレ加速に懸念を表明するとともに、引き続き欧州連合(EU)離脱が混乱を生む可能性があり、金融政策には「上下両方向のシナリオが想定できる」と慎重な姿勢を示したためポンド売りに拍車がかかった。


ドル・スイスは、0.9870フランから0.9933フランへ上昇した。


   【経済指標】・米・先週分新規失業保険申請件数:24.6万件(予想:25.0万件、前回:26.0万件←25.9万件)・米・失業保険継続受給者数:206.4万人(予想:206.3万人、前回:210.3万人←210.0万人)・米・10-12月期非農業部門労働生産性速報値:前期比年率+1.3%(予想:+1.0%、7-9月期:+3.5%←+3.1%)・米・10-12月期単位労働コスト速報値:前期比年率+1.7%(予想:+1.9%、7-9月期:+0.2%←+0.7%)

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