■NY株式:ダウは217ドル安、軟調な企業決算を嫌気
NYダウ ナスダック
終値 :17711.12 終値 :4760.69
前日比:-217.23 前日比:-49.19
始値 :17919.03 始値 :4799.30
高値 :17919.03 高値 :4812.19
安値 :17711.05 安値 :4760.36
11日の米国株式相場は下落。
ダウ平均は217.23ドル安の17711.12、ナスダックは49.19ポイント安の4760.69で取引を終了した。
ウォルト・ディズニー(DIS)など主要企業の軟調な決算を嫌気し、売りが先行。
小売セクターも下落したほか、昨日の上昇を受けた利益確定の売りも散見し、下げ幅を拡大した。
ダウは、210ドルを超す下落となった。
セクター別では、公益事業やエネルギーが上昇する一方で耐久消費財・アパレルや不動産が下落した。
事務用品小売のステープルズ(SPLS)と同業オフィスデポは、FTC(連邦取引委員会)が独禁法に抵触するとの判断を示し、合併計画を撤回したことで両社とも大幅下落。
小売のメーシーズ(M)やアクセサリーのフォッシル(FOSL)は決算内容が嫌気され、下落。
スポーツ用品のナイキ(NKE)やアパレルのマイケル・コース(KORS)も売られた。
一方で、ビデオゲームのエレクトロニック・アーツ(EA)は、決算内容が好感され、上昇した。
ネット小売のアマゾン(AMZN)は1-3月期決算が過去最高益を更新し、一部アナリストが目標株価を1000ドルに引き上げた。
グーグルの「Youtube」に類似した動画共有サービスの提供を開始したことなども好感され、決算発表以降、株価は連日の最高値更新となっている。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は108円41銭、ドル買い一服、米消費への懸念が浮上 11日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円83銭から108円37銭へ下落し108円41銭で引けた。
日本銀行の黒田総裁はドイツ紙とのインタビューで、「日銀の政策はまだ限界に達していない」とし、「必要とあれば著しい金融緩和が可能」との見解を示したため、円売りが一時優勢となった。
その後、株安を嫌ったリスク回避の円買い、米国小売の弱さに消費への懸念が浮上したほか、商品通貨に対しての動きに連れる形でドル売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.1399ドルから1.1447ドルへ上昇し1.1426ドルで引けた。
ギリシャ救済策で、債務免除も協議され24日の会合で合意するとの期待が強まり、ユーロ買いに拍車をかけた。
ユーロ・円は、124円29銭へ上昇後、123円83銭へ下落した。
ポンド・ドルは、1.4426ドルから1.4488ドルへ上昇。
ドル・スイスは、0.9737フランから0.9699フランへ下落した。
■NY原油:続伸で46.23ドル、米EIA週報の予想外かつ大幅な在庫減で買い NY原油は続伸(NYMEX原油6月限終値:46.23↑1.57)。
44.03ドルから46.36ドルまで上昇した。
前日の取引終了後に発表された全米石油協会(API)の週間統計で、国内全体の原油在庫が345万バレル増加だったことを受けて、売りが先行。
しかし、11日発表の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)では、原油在庫が予想外かつ大幅な341万バレル減少だったことから、原油を買い戻す動きが広がった。
原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫は増加だったが、ガソリンと留出油の在庫も減少。
原油の国内生産量(日量)も減少が継続した。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 14.20ドル -0.100ドル(-0.70%) モルガン・スタンレー(MS) 26.36ドル -0.275ドル(-1.03%) ゴールドマン・サックス(GS)159.48ドル -1.940ドル(-1.20%) インテル(INTC) 30.06ドル -0.080ドル(-0.27%) アップル(AAPL) 92.51ドル -0.910ドル(-0.97%) アルファベット(GOOG) 715.29ドル -7.890ドル(-1.09%) フェイスブック(FB) 119.52ドル -0.980ドル(-0.81%) キャタピラー(CAT) 72.46ドル -0.050ドル(-0.07%) アルコア(AA) 9.55ドル -0.125ドル(-1.29%) ウォルマート(WMT) 66.43ドル -1.860ドル(-2.72%) スプリント(S) 3.48ドル -0.020ドル(-0.57%)
ダウ平均は217.23ドル安の17711.12、ナスダックは49.19ポイント安の4760.69で取引を終了した。
ウォルト・ディズニー(DIS)など主要企業の軟調な決算を嫌気し、売りが先行。
小売セクターも下落したほか、昨日の上昇を受けた利益確定の売りも散見し、下げ幅を拡大した。
ダウは、210ドルを超す下落となった。
セクター別では、公益事業やエネルギーが上昇する一方で耐久消費財・アパレルや不動産が下落した。
事務用品小売のステープルズ(SPLS)と同業オフィスデポは、FTC(連邦取引委員会)が独禁法に抵触するとの判断を示し、合併計画を撤回したことで両社とも大幅下落。
小売のメーシーズ(M)やアクセサリーのフォッシル(FOSL)は決算内容が嫌気され、下落。
スポーツ用品のナイキ(NKE)やアパレルのマイケル・コース(KORS)も売られた。
一方で、ビデオゲームのエレクトロニック・アーツ(EA)は、決算内容が好感され、上昇した。
ネット小売のアマゾン(AMZN)は1-3月期決算が過去最高益を更新し、一部アナリストが目標株価を1000ドルに引き上げた。
グーグルの「Youtube」に類似した動画共有サービスの提供を開始したことなども好感され、決算発表以降、株価は連日の最高値更新となっている。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は108円41銭、ドル買い一服、米消費への懸念が浮上 11日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円83銭から108円37銭へ下落し108円41銭で引けた。
日本銀行の黒田総裁はドイツ紙とのインタビューで、「日銀の政策はまだ限界に達していない」とし、「必要とあれば著しい金融緩和が可能」との見解を示したため、円売りが一時優勢となった。
その後、株安を嫌ったリスク回避の円買い、米国小売の弱さに消費への懸念が浮上したほか、商品通貨に対しての動きに連れる形でドル売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.1399ドルから1.1447ドルへ上昇し1.1426ドルで引けた。
ギリシャ救済策で、債務免除も協議され24日の会合で合意するとの期待が強まり、ユーロ買いに拍車をかけた。
ユーロ・円は、124円29銭へ上昇後、123円83銭へ下落した。
ポンド・ドルは、1.4426ドルから1.4488ドルへ上昇。
ドル・スイスは、0.9737フランから0.9699フランへ下落した。
■NY原油:続伸で46.23ドル、米EIA週報の予想外かつ大幅な在庫減で買い NY原油は続伸(NYMEX原油6月限終値:46.23↑1.57)。
44.03ドルから46.36ドルまで上昇した。
前日の取引終了後に発表された全米石油協会(API)の週間統計で、国内全体の原油在庫が345万バレル増加だったことを受けて、売りが先行。
しかし、11日発表の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)では、原油在庫が予想外かつ大幅な341万バレル減少だったことから、原油を買い戻す動きが広がった。
原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫は増加だったが、ガソリンと留出油の在庫も減少。
原油の国内生産量(日量)も減少が継続した。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 14.20ドル -0.100ドル(-0.70%) モルガン・スタンレー(MS) 26.36ドル -0.275ドル(-1.03%) ゴールドマン・サックス(GS)159.48ドル -1.940ドル(-1.20%) インテル(INTC) 30.06ドル -0.080ドル(-0.27%) アップル(AAPL) 92.51ドル -0.910ドル(-0.97%) アルファベット(GOOG) 715.29ドル -7.890ドル(-1.09%) フェイスブック(FB) 119.52ドル -0.980ドル(-0.81%) キャタピラー(CAT) 72.46ドル -0.050ドル(-0.07%) アルコア(AA) 9.55ドル -0.125ドル(-1.29%) ウォルマート(WMT) 66.43ドル -1.860ドル(-2.72%) スプリント(S) 3.48ドル -0.020ドル(-0.57%)