「プジョー」と「シトロエン」ブランドを展開する仏自動車大手PSAグループと欧米同業のフィアット・クライスラー・オートモビルズ(FCA)が、欧州での自動車生産に向け投資を分担するための連携を模索していることが分かった。関係者によると、PSAとFCAは車台「スーパープラットフォーム」に関して協力するため、予備的交渉を行っているという。競争が極めて激しい地域での投資コストを削減するのが狙い。予備的交渉は上期末までに発表される可能性がある。別の関係者によれば、最終的なパートナーシップには新しい電気自動車に向けた投資の分担が含まれる可能性が高い。