【ブラジル】ボベスパ指数 96509.89 -1.04%18日のブラジル市場は続落。
主要指標のボベスパ指数は前日比1016.02ポイント安(-1.04%)の96509.89で取引を終えた。
97526.51から96238.89まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。
構造改革に対する懸念が再び高まっていることがブラジル株の売り材料。
ボルソナーロ内閣の閣僚に関する選挙資金疑惑が浮上していることを受け、構造改革が順調に進まない可能性があるとの見方が広がっている。
一方、米中通商交渉の進展期待などが引き続き支援材料となった。
【ロシア】MICEX指数 2472.41 -0.71%18日のロシア株式市場は反落。
主要指標のMOEX指数は前日比17.75ポイント安(-0.71%)の2472.41で取引を終了した。
2494.43から2456.01までした。
小幅高で寄り付いた後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。
米欧貿易摩擦の高まり懸念が警戒され、金属関連の一角に売りが広がった。
米国が欧州車に追加関税を課せば、欧州連合(EU)は直ちに報復措置を取ると予測され、EUに対するロシアの輸出は悪影響を受けると指摘された。
一方、米中貿易交渉の進展期待などが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 35498.44 -0.87%18日のインドSENSEX指数ではSENSEX指数は8日続落。
前日比310.51ポイント安(-0.87%)の35498.44、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同83.45ポイント安(-0.78%)の10640.95で取引を終えた。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。
インドとパキスタンの間には大規模な軍事的動員に伴う緊張関係の高まりが警戒された。
また、外国人投資家(FII)の売り越しも圧迫材料。
FIIはきのう18日までに6日連続の売り越しとなった。
内部要因では、企業業績の悪化懸念が解消されていないことが引き続き嫌気された。
【中国本土】上海総合指数 2754.36 +2.68%週明け18日の上海総合指数は大幅に値上がり。
主要指標の上海総合指数は、前営業日比71.97ポイント高(+2.68%)の2754.36ポイントと3日ぶりに反発した。
約4カ月半ぶりの高値水準を回復している。
米中合意の期待が高まる流れ。
15日まで北京で開かれた高レベルの通商協議に関して、トランプ米大統領は記者会見で「かつてないほど合意に近づいた」と発言した。
協議は今週もワシントンで継続される。
中国の国営メディアは16日、貿易摩擦で悪化した両国関係は改善しつつあると楽観した。
中国の政策も追い風。
広東・香港・マカオのビッグベイエリア構想「粤港澳大湾区」は、18日にも計画綱要が発表されると報じられた。