James Mackenzie
[エルサレム 28日 ロイター] - イスラエル軍は28日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの航空部門トップを殺害したと発表した。ハマスによる7日のイスラエルへの大規模攻撃に関わったとした。
ハマスの無人航空機(UAV)、ドローン、パラグライダーなどを統括していたアセム・アブ・ラカバ氏を戦闘機で殺害したという。7日にイスラエルをパラグライダーで襲撃した「テロリスト」を指導し、イスラエル軍拠点に対するドローン攻撃にも関与したと指摘した。
イスラエル軍のハガリ主席報道官は前日、地上部隊がガザで作戦を拡大すると表明していた。
ハマスは28日、ガザでイスラエルの攻撃に「全力」で立ち向かう準備ができていると表明。イスラエルのネタニヤフ首相を名指しし、「いかなる軍事的勝利も達成できないだろう」と声明で述べた。